美容外科医に聞くUVケア

肌のために毎日欠かせない日焼け止め。意外と知らない正しい使い方や、紫外線ダメージの真相について、日頃からUVケアを徹底している美容外科医の紀田先生が解説! 

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【2025年最新】美容成分のトレンド

近年はUVカットに加え、美肌ケアもしてくれる日焼け止めが大豊作。配合成分はアイテムを選ぶひとつの基準になります。そこで、紀田先生おすすめの注目成分をピックアップ!

フラーレン

肌のバリア機能を強化。優れた抗酸化作用が長時間続き、紫外線による肌の老化を防ぐ。

CICA

肌あれや赤みにアプローチ。鎮静作用や抗炎症作用が高い。乾燥や敏感に傾いた肌をケア。

トラネキサム酸

美白ケアの代表成分。強い抗炎症力で紫外線による肌の炎症を抑える。シミの発生を抑制。

ナイアシンアミド

くすみをケアして透明感UP。コラーゲンの生成を促し、シワ改善やアンチエイジングに。

レチノール

ターンオーバーの促進により、肌あれやゴワつきを改善。メラニンの排出を促し、シミを予防。

紀田先生のUVケア事情

皮膚科医のプライベートケアが気になる!肌がつるんとキレイな紀田先生。普段からやっている紫外線対策を教えて♥

紀田先生の愛用&おすすめの日焼け止め3選

「外出する日はSPF50+の日焼け止めを必ず塗ります。ゴルフ中はスプレーで2時間おきに塗り直し。ずっと家で過ごす日は塗らないけど、ちょっと近くのコンビニに行く時はバケハやマスクで、顔に直射日光が当たらないようにしています。スキンケアは積み重ねが大事。紫外線対策を継続することで、肌の老化を予防しています!」

BIANCA CLOSET

プラスリストア UVローション SPF50+・PA++++ 30㎖ ¥3,080(医療機関専売品)

商品の詳細はこちら

「エイジングケア成分のフラーレン配合。自然なツヤ感が出て肌がきれいに見えます」。デリケートな肌にも使える。サラッとしたローションタイプ。

dr365

V.C. UVデイエッセンス SPF50+・PA++++ 30g ¥3,630

「肌の透明感を高めてくれるグルタチオンやアルブチン、鎮静作用のあるCICAなど、美容成分をたくさん配合。肌なじみのよさも優秀!」。ビタミンCを角層のすみずみまで届け、毛穴ケアもこなす。

花王

ビオレUV アクアリッチ ウォータリーホールドクリーム SPF50・PA+++ 50g ¥1,430(編集部調べ)

「日焼け止めの主な成分である紫外線吸収剤を使用せず、肌に優しい処方。それでいてこの軽い使用感とUV防御レベルはすごい!」。みずみずしい塗り心地。

シーン別UVケアの選び方

高いSPF値の日焼け止めを毎日塗るのもいいけれど、おうち時間や通勤には自分に合ったテクスチュアや仕上がりを優先して選ぶと、UVケアがもっと楽しくなる!

アウトドアや屋外スポーツ

強い日差しの下に長時間いる場合、日焼け止めはSPF50+・PA++++の国内最高基準が理想。また、出かける前に飲む日焼け止めを飲んでおくとWケアに。ミストなどを持ち歩き、2~3時間おきに塗り直して徹底ブロック!

通勤

日光に当たる時間が短い電車や車通勤は、SPF30以上の日焼け止めから自分に合うアイテムをセレクト。トーンアップやカバー力があると朝のメイクが時短に。自転車移動や外回りの仕事で1時間を超えるならSPF50がベター。

家の中

窓から紫外線が入ってくるので、日当たりのいい部屋では日焼け止めを塗っておくと安心。SPF10程度でもUVカット効果は十分。美容液タイプや軽めのテクスチュアなら、スキンケアの最後のステップとして続けやすい♪

Text:Iida Honoka