(こちらもチェック)【原因は自分にある。】吉澤要人が喧嘩で勝てない人って?「バトルする前に”傷つけ合うのは良くないよね”と言って終わる気がします」

笑って泣けるバレエ男子の知られざる日常を熱演

今回バレエ男子たちの日常を描いたドラマへのオファーをいただいて「ついに…!」と感慨深く嬉しかったです。僕は小さい頃からバレエを習っていたので、いつかはそのバレエをお仕事に繋げたいとずっと思っていました!
とは言え、プロのバレエダンサーを演じるのは生半可な気持ちで挑むことはできないので、バレエの感覚を取り戻すのはもちろんですが、さらにその上にいかなきゃいけない。画面で観た時に違和感は絶対にあってはならないので、クランクイン前に約1カ月間みっちりレッスンを受けさせていただきました。指導してくださった草刈(民代)さんも菊地(研)さんも一切の妥協なく愛を持って教えてくださったので、なんとかここまで踊れるようになったと思っています。お二人に教わったことをゼロにしたくないし、バレエに取り組む時間が心底楽しかったので、今のこの踊れるカラダのうちに改めてバレエに取り組んでリアルなバレエ男子でいたいです!

いつもプロレスTシャツ着用!ちょいヲタだけど踊るとカッコいい天真爛漫ダンサー

僕が演じた真白はプロレスオタクのバレエダンサー。空気を読まずに思ったことをズケズケ口に出しちゃったり、天真爛漫なところは僕とは違うなあと思いつつも(笑)、好きなことへの熱い思いには共感できました。自分と似ている部分と違った部分をすり合わせてながら監督と何度も打ち合わせをして真白を作り上げました。

吉澤要人

マモさん役を演じた大東さんにも色々と相談にのっていただいて感謝しかありません!本当に優しい先輩で、その優しさに甘えっぱなしでした。僕なりに真白について考えたメモを台本に書いてあるのですが、そのうち1ページは大東さんにいただいた言葉で占められています。それも含めてこの台本は僕にとっての大事な宝物になりました。
真白は踊っている時のカッコよさと、普段の気の抜け具合や変にちっちゃなところのある内面とのギャップがすごいので、その面白さも感じていただけたら嬉しいです。

コメディ初挑戦!三人での会話劇がとにかく楽しい!戸塚さんと大東さんあっての僕でした

吉澤要人

僕にとって初めてのコメディ!全てが勉強になりました。重視していたのは戸塚さんと大東さんとの三人での会話劇。すごく濃いキャラの八誠(戸塚さん)と、ベテランダンサーのマモさん(大東さん)の中で、真白はどんな立ち位置でどんな話し方をするんだろう?と想像し、お二人がどんな演じ方をするか考えながら台本を読み込んでいました。

吉澤要人

コメディのテンポの速さに慣れるまで苦戦するかと心配してましたが、戸塚さんのお芝居のペース作りがとても上手くて、いい意味でそこに乗っからせていただき、だんだんとそのテンポに慣れることができました。戸塚さんはいつか共演してみたい方だったのですが、実際にお会いしたら芝居はもちろん人間的にも尊敬するところしかない!ってくらい魅力的な方。自分も将来こんな風になりたいと思えたし、今回ちょっとずつですが仲良くなれたことが本当に嬉しいです。

撮影でのごはんは全部美味しかった!…でも実はひとつだけ苦手なものが(涙)

吉澤要人

三人でよく定食屋さんにいるのですが、その時のやりとりもかなり面白いし、女将さんのキャラもいいんです。男子のバレエダンサーの日常って意外とこんな感じなのかなって楽しめると思います。僕自身も食べる時はガッツリ食べる派だし、バレエダンサーは女性をリフトしたりエネルギーを相当使うからしっかり食べるらしいですよ。

食事のシーンは本当にどれを食べても美味しかったです!ただ唯一酢豚だけは苦手で…。他に好き嫌いはないのですがあの酸っぱさが食べられなくて、酢豚登場のシーンだけはこっそり別のものを食べさせてもらいました。

今の季節が一番好き。新しいことを始めたくなる素敵な季節だから。

僕、春が一番好きな季節なんです。夏は暑いし、冬は寒いし、秋って短くないですか???あっという間に冬になっちゃって終わってしまう気がして…。春の方が少し長い感じがするから気持ちにゆとりがあります。街の匂いや空気感も心地よくて…。それにやっぱり出会いと別れの季節ですよね。僕はこの作品を通してバレエにまた出会えたし、何かを新しく始めるのにふさわしい節目の時期だと思うので、この春の時期を大切に過ごそうと思います!