橋本環奈さん最新インタビュー|MBTI・女優の仕事のメンタルほか編

MBTI(性格診断テスト)は、何タイプ?

ENFJ型(主人公)です。何年おきにやっても変わらないですね。性格診断も合っているのかなと思う要素があります。ちなみに、私の周りは「P」が入っている友達が多いです。

橋本環奈さん最新インタビュー|MBTI・女優の仕事のメンタルほか編

最近のマイブームはありますか?

ネット配信している『TGL』というゴルフ番組。タイガー・ウッズとローリー・マキロイが立ち上げたゴルフリーグなんですけど、世界のトップ選手たちが集まってチーム戦をしていてめちゃくちゃ面白いんです。普段はあまり動画系を見ないんですけど、最近はこの番組を夜な夜な見ながらお酒を飲む時間が最高すぎて、ハマっています。

橋本環奈さん最新インタビュー|MBTI・女優の仕事のメンタルほか編

橋本さんが、“こればっかり食べてしまう“好きな食べ物はありますか?

私、本当になくて。毎日違うものを食べたいんですよ(笑)。よく行くお店でも新商品を頼んじゃうし、新しい味を知りたくなっちゃう。嫌いな食べ物もほとんどないので、同じものをずっと食べ続けることが逆に苦手かもしれないです。ただ、麺類が大好きなので、ラーメンとうどんだったら毎日でも食べられますね。

橋本環奈さん最新インタビュー|MBTI・女優の仕事のメンタルほか編

自分を高め続けるためにしているメンタル対策があったら教えてください!

無理に高めようとは思わないですが、オンオフの切り替えは結構ハッキリするようにしています。私は割と短期決戦型なので、集中力を切らさずに長期間頑張ることが難しくて。だから、本番ギリギリまではオフで、「本番!」って言われたら120%本気出す、みたいな感じで切り替えています。昭和的ですが、気合や気持ちで切り替えていますね。あとは、サウナやヘッドスパ、整体などに行って、休息をしっかり取るようにしたら、その気合スイッチも入れやすくなりました。

橋本環奈さん最新インタビュー|MBTI・女優の仕事のメンタルほか編

新生活、新たに挑戦したいことがあれば教えてください。

デジタルデトックス。気付けばスマホを触っているし、視力も少し落ちちゃったから、本当にやめたいんです。もっと原始的な生活をしたいので、ちょうど今、スマホが入るサイズのカバンを買おうと思っています。いつも使っているカバンが小さくてスマホが入らないので、ポケットとかに入れちゃっているんですよ。そうすると、やっぱりふとした瞬間に手に取ってしまう。カバンに入れておけば、取り出すと言う一手間が加わって触らなくなるんじゃないかなと思っています。

橋本環奈さん最新インタビュー|主演ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』​編

橋本環奈さん最新インタビュー|主演ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』​編

今回初めてのドクター役。オファーを受けたときのお気持ちは?

もともと原作小説がすごく好きで、学生の頃に読んでいたので、“映像化するんだ”という驚きや嬉しさと共に、セリフ地獄になるから大変だろうなと想像をしていました(笑)。最初に台本をいただいた時も、やっぱり覚えるセリフやページ数が本当に多くて。撮影が始まる前から、三浦翔平さんと「どっちかがセリフを間違えても、いい空気のまま頑張ろう!」という励まし合いの話をしていましたね。翔平さんは以前共演させていただいたことがあって、畑芽育ちゃんとは初めて共演するんですけど、すごく気さくで誰とでも仲良く接することができる方なので、いつも3人でよく話しています。昨日(取材日の前日)もずっと3人でたわいのない話で盛り上がっていました。

橋本環奈さん最新インタビュー|主演ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』​編

環奈さんが演じられるキャラクターの魅力を教えてください。

原作でも描かれていますが、鷹央は人間らしさみたいなものはありつつ、天才的な頭脳でスパスパっと診断をしていくところがすごく魅力的だなと思っています。あと、これだけ頭脳明快なのに、鷹央はすごく不器用で運動神経が悪いんですよ(笑)。そこもなんか良いですよね。

橋本環奈さん最新インタビュー|主演ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』​編

役作りで工夫されていることはありますか?

ビジュアル面では、髪をレイヤーカットにして、原作のキャラクターに少し寄せました。原作の知念先生は、無理に近づける必要はないと仰ってくださっていたみたいなのですが、やっぱりキャラクターの雰囲気を作ることで演じやすさにつながる時も結構あるので。

行動面でいうと、鷹央は誰に対しても二人称が「お前」だったり、上からの態度で相手をイラッとさせていることに気付かない鈍感さがあったりと、コミュニケーション能力が少し不足している部分があるんです。でも本当に悪気なく喋っているので、そこの無邪気さみたいなものは無くしたくないなと思いながら演じています。

あと、鷹央は人の目を見て喋ることが苦手なのですが、相手の目を見て喋らないお芝居ってすごく難しくて。鼻や肩あたりを伏し目がちで見たり、あえて打ち解けていない距離感を作るようにしています。

橋本環奈さん最新インタビュー|主演ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』​編

今回、医療ドラマという部分で、事前準備も多そうですね。

調べることがすごく多いので、撮影じゃないときにここまで時間がかかるという大変さは、今回の役が初めてかもしれないです。病名一つ取っても、セリフの意味を理解していないと、全然覚えられないんですよ。それぞれの臓器が何に関係していて、この病気はどの疾患の一種で、年齢や男女比はどのくらいなのか…など、大枠だけでもわかっていないと取り扱えない内容で。覚えて喋るだけではできないということはクランクインする前から思っていましたが、毎日、気絶するように寝落ちしています(笑)。

橋本環奈さん最新インタビュー|主演ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』​編

今回、橋本さんがドラマ『天久鷹央の推理カルテ』で演じる役は天才キャラ。ご自身や周りの方に対して、“天才だな”と感じたエピソードはありますか?

仕事柄、比較的自己肯定感は高く持っていたほうがいいかな。でも、周りを見ていると、天才的だなと感じる方だらけですよ。先日も朝ドラで共演した仲里依紗さんに感じました。仲里依紗さんって、本当にフランクで色々なことを話してくださいますし、芯が通っているマインドも惚れ惚れしちゃうくらいで大好きなんですけど、お芝居になると一気に役に入って、その場の空気を掌握する力を持っていらっしゃるんです。撮影が始まるギリギリまで二人でポイ活の話を笑いながらしていたのに、「よーいスタート!」と本番が始まるとボロボロ泣きながらお芝居をされたりしているから(笑)、本当に天才的だなと思って尊敬しています。