性の話ってなんでこんなに話しにくいの?

「彼ってどんな感じなの?」「え、何が?性格?」「いや、夜のほうとか…」

こんな会話、友達としたことありますか?「結構してるよ」という人よりも「話したいけど、話せない」という人の方が多い気がしています。

今回は、性の話を切り出すための方法をご紹介します。

性の話はどうして避けられがちに?

大人になればなるほど「性」の話題って、なぜかちょっと難しく感じませんか。

恥ずかしいとか、下品に聞こえたらどうしようとか、その場がシーンとしないかとか、いろいろなブレーキが作動してしまうんですよね。

どうして私たちは「性」の話をこんなに避けてしまうんでしょうか。

大きな理由として、性を真面目に話す機会が少ないことがあるかもしれません。

学校での性教育では、受精の仕組みを一方的に教えられるだけだし、家族間でも性の話題は「ふれるな危険」になりがち。

友達どうしでは性の話が冗談に変換されてしまうことも多いですよね。「やばくない?」「変態じゃん」と軽いテンションで流されると、あまり深く掘り下げないほうがいいのかなと感じてしまいます。

もうひとつの理由は「正解」がわからないこと。

「これって普通?私だけ?」という不安があると、話題に出すことも怖くなります。

「経験が少ないからバカにされないかな?」「そんなのおかしいって引かれる?」そんな不安が言葉を喉の奥で止めてしまいます。

でも、思い出してみてください。友達と生理の話ができたとき、彼氏と喧嘩したことを報告したとき、ホッとしませんでしたか?「自分だけじゃないんだ」と知るだけで、心が軽くなる感じがしますよね。

性の話も同じです。誰でもひとつくらいは性の悩みを抱えていたりするし、本当はちょっとだけ自慢したい話や、共感してほしい話もあるものです。

思い切って話してみたら「わかる!私もそんなことあるよ!」「私なんて半年ご無沙汰だよ」などと返ってきたり、実は友人の中に経験豊富な人がいたりして、急に性の話のハードルが下がることもあります。

性の話を切り出す方法

では、どうやって話を切り出せばいいのでしょうか。

おすすめは、自分の話から始めることです。

「潤滑剤って使ったことある?この間サンプルをもらって初めて使ったんだけど、結構よかったんだよね」というように、軽い経験談を投げてみます。

もし相手が興味を示してくれたら、そこから少しずつ掘り下げていけばいいんです。

「性」っぽい話から一歩下がったところから始めたければ、デリケートゾーンのケアやVIO脱毛について話してみるのもいいですね。

もしもネガティブな反応が返ってきたり、スルーされてしまっても大丈夫。性の話をしたくない人もいます。他の友達と話してみましょう。

まずは、ちょっとだけ勇気を出してみてください。性の話題もコスメと同じように話せる日常がやってくるかもしれません。