あなたにとって、パワーをくれたエンタメって?
元気が出ないときや人生が思い通りにいかないとき。映画やドラマで登場人物に自分を重ねると、気持ちが前向きになったり、悩みが晴れたり…。作中のセリフで心が軽くなった経験はありませんか?
今回ご紹介するのは「仕事で悩んでいるときに背中を押された」「人間関係の迷いが晴れた」など、前向きなパワーを与える名台詞との出合いのエピソード。argirlに、スタイリストやライターなど、クリエイティブな感性を持つ5名に聞いてみました!
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センス抜群なクリエイティブ女子5名に人生を変えた名台詞を聞いてみた!
01.ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』
Her lip to BEAUTY ブランドマネージャー・玉田理沙さん
「転職に踏み切れず、人生が停滞しているなぁと悩んでいた時期に観た、大好きな坂元裕二さんのドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』。第5話でバツ3のとわ子が出会ったばかりの男性からプロポーズされるシーンです。その男性から『人生に失敗している。僕はそんな傷を丸ごと受け止めてあげようと思ってるんです』と言われたとわ子はこう返します」
「人生に失敗はあったって、失敗した人生なんてないと思います」
「『1度や2度失敗しても人生まるごと失敗することはないんだ』と励まされ、それ以来、失敗に対して寛容になれました。日常や目の前の仕事に集中して生きているとどうしても視野が狭くなるけれど、映画やドラマは視界を“引き”の状態に戻して、肩の荷をおろしてくれます。特に、坂元裕二さんの書く脚本はどれもセリフひとつひとつが名言! 背中を押されたり、ハッとさせられたりすることが多いのでおすすめです♡」
02.映画『グレイテスト・ショーマン』
argirl・乙部真麻さん
「映画は私にとって心の栄養剤のようなものなので、辛かったり、悩んでいたりするときによく観ています。人間関係で悩みを抱えていたときに励ましてくれたのがミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』のセリフでした」
「みんなに好かれる必要なんてない、大切な人が数人いればそれでいいじゃない」
(You don’t need everyone to love you, just a few good people.)
「これはヒュー・ジャックマン演じる主人公のバーナムに、妻であるチャリティが放った言葉。このセリフを聞いたとき、それまで自分が人に嫌われないように頑張りすぎていたことに気づかされて、心が晴れるような気持ちになったのを覚えています。映画公開当時に話題だったので観たことがある人も多いと思うけど、力強い歌声やダイナミックなパフォーマンスが素晴らしくて、音楽も映像も最高! 何かに悩んでいる人はきっと前向きになれる作品です」
03.ドラマ『賢い医師生活』シーズン2
スタイリスト・内田理菜さん
「韓国ドラマ『賢い医師生活』は、スタイリストとして独立したばかりで不安や迷いがあった私を前向きにしてくれました。どの話も本当に質が良くて、観るたび心が浄化されるので、2〜3周くらいしてるかも(笑)。特に印象に残っているのがシーズン2の6話、研修医やインターン生にフォーカスした回でソッキョンが言ったセリフです」
「僕も弟子には節度のある感情表現は構わないと言ってる。僕たちはAIじゃないから」
「他にも6話には、ジュンワンの『なぜ、謝る。泣いてもいい。医者だって人間だ』など、“感情をコントロールできずにうまく振舞えなくても恥じゃない、AIじゃないんだから“と失敗に寄り添い、そこから成長できるような言葉が多くて。独立してまだ1年ほどで、自信がない場面もあった時期だったけれど、自分のことを1番に信じて認めてあげようと思えた回でした。私はドラマで扱う医師とは全く違う仕事ですが、どんな職種の方でも、仕事で悩みを抱えている人は背中を押されるんじゃないかな」
04.映画『下妻物語』
ライター・日笠麗奈さん
「映画『下妻物語』の主人公・桃子のセリフはパワーをくれるものばかり。自分のことがあまり好きじゃなかった中学時代に出合って以来、私の“永遠のバイブル“です! 自分自身の弱点や好きになれない部分が目についてネガティブになりそうなとき、いつも観ています。そのなかで『私の座右の銘、これだ!!!』と刺さったのが桃子のこの言葉」
「自分が一番大事なものは、絶対に貸しちゃいけないの。貸していいのはどうでもいいものだけ」
「このセリフは、もう私の人格すべてに影響しています。自分にとって一番大切なものを常に意識して、そこだけは絶対に譲らない。でも、それ以外は見返りを求めない。このスタンスでずっと生きてきました。だから借りパクされても怒らないし、それによって人から『優しい』と言ってもらえることが多いのも桃子マインドのおかげ。“みんな心に桃子を飼えばいいのに…”と常々思っています(笑)」
「ロリータとヤンキーの世界観も可愛くてお洒落で、何度見ても飽きません♡ バカバカしいシーンの連続(超褒め言葉!)で思いきり笑って、友情にホロっと泣ける。観終えた後には名言の数々が心に残り、前向きになれる物語です!」
05.映画『マイ・インターン』
virth +LIM ネイリスト・櫻木櫻霞さん
「映画『マイ・インターン』で最も心に残ったのは、ロバート・デ・ニーロ演じるベンが、仕事や将来に悩むアン・ハサウェイ演じるジュールズにかけた言葉です」
「君が作り上げた宝物を他の誰かに渡してほしくない」
(You should feel nothing but great about what you’ve done. And I’d hate to see you let anyone take that away from you.)
「このセリフを聞いた瞬間、私自身も肯定されたようで温かい気持ちに包まれました。以降、自分の積み重ねてきた努力や経験に誇りを持ち、自然と自分を大切にしたいと思えるように。仕事や人生に迷ったときでも、気持ちが穏やかになり、自分らしく進む力をもらえます。私にとって映画鑑賞は、日常のなかで立ち止まり自分と向き合う大切な時間。普段は気づかない感情や価値観に触れ、心を豊かにしてくれます」
映画やドラマのセリフには背中を押してくれる魔法のようなパワーがある♡
映画やドラマのひと言が、時には人生の風向きを変える力になることも。自分にエールを送ってくれる言葉をお守りにすれば、悩みや壁にぶつかったときや挫けそうになったときに支えになってくれるはず♡ そんな名台詞との出合いに期待を込めて、来たる秋は映画やドラマを楽しんでみては?
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