初代バチェロレッテ・福田萌子がみなさんのお悩みに答えます♡

恋愛リアリティ番組『バチェロレッテ・ジャパン』で、初代バチェロレッテに選ばれた福田萌子さん。配信が始まると、恋愛に対するマインドや男性たちへの心遣いが「素敵すぎる」と一躍話題に!

どうしたら素敵な男性と出会えるの?
自分の好きな人から選ばれる方法って…?

世の女性たちの色とりどりな恋のお悩み、萌子さんが受け止めます♡

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性生活が原因で関係が拗れてしまいました…いい伝え方はありますか?

vol.120
お悩み
結婚して5年目の旦那と、性生活が原因で関係が拗れてしまいました…どうしたら改善できるでしょうか?

結婚して5年目の旦那と性生活が原因で関係拗れてしまいました。付き合っている時から痛みを感じたり、大切に扱われていないと感じたりして、その度に「優しくしてほしい」「こっちのほうがいい」とやんわり伝えていましたが中々改善されません。先日また強く触れられて何だか虚しくなってしまい涙が出ました。それから行為が億劫になってしまい、求められた際に「改善されないから嫌だ」と突き放したら「じゃあもういい」と距離が出来てしまいました。
普段楽しくお話ししたり、家族で笑い合うことが多かったのに、それもなんだか気まずくなってしまい会話が少なくなりました。
今後も性行為はしたいけれど、現状望んでいる形ではありません。話をしようとしてもプライドが傷つくのか、旦那も逃げてしまいます。このまま疎遠になってしまうのは悲しいですが、いい伝え方が思いつかず、日々悩んでいます。

どちらの気持ちも尊く、理解されるべきもの

結婚生活の中で、性生活をめぐって気持ちがすれ違ってしまうことは、とても繊細で悩ましいことですよね。なかなか口にしづらい事をお話しして下さり、有難うございます。

相談者さんはこれまで、「優しくしてほしい」「こっちの方がいい」と、とても柔らかく、さりげなく自分の気持ちを伝えてこられたのですね。自分の思いをやんわりと表現するその姿勢は、誠実で愛情のある伝え方だと思います。

ただ、「〜してほしい」「こっちの方がいい」という言葉は、時に【要求】の様に聞こえる場合があります。もしかしたら旦那さんの側では、少し違った受け取り方をして『要求、要望をしている』と思っていた可能性もあります。そして相談者さんの要望と同じように、旦那さん自身の要望も反映していたのかもしれません。

そう考えると、0か100かではなく、お互いの要望をどちらも組み入れた関わり方だったのではないでしょうか?

今回のお悩み:結婚して5年目の旦那と、性生活が原因で関係が拗れてしまいました…どうしたら改善できるでしょうか?/初代バチェロレッテ・福田萌子の選ぶ女の頭のナカ

「改善されないから嫌だ」と突き放した伝え方をしてから距離ができて気まずくなってしまったとご自身でおっしゃる通り、旦那さんもその言葉に傷ついていらっしゃるのかもしれません。

嫌だという決定的な言葉でなくても、ニュアンスの問題なのですが、「私はこっちがいい」という一言が、相手には「Aは絶対に嫌」という極端な意味に受け取られてしまうこともあります。もちろん、あなたはそんなつもりはまったくなく、単に自分の気持ちを伝えたに過ぎなかったとしても、性生活に関することは非常にデリケートなテーマです。そのため、相手にとってはショックや不安を感じやすく、思わぬ誤解につながることがあります。

それが積み重なり、旦那さんは今お話をする事を避けたい気持ちなのかもしれません。

すでに相談者さんはご自身なりに伝え方を工夫していらっしゃると思うのですが、少しだけ角度を変えて、自分のことを伝える時に「こうするね、いい?」のように、自分の行動や意思として表現してみてはいかがでしょうか。「こうしてほしい」ではなく、「私はこうするね」と伝えるだけで、相手に否定されていると感じさせる可能性がぐっと減ります。

それと同時に自分の希望を伝えるだけでなく、「あなたはどうしたい?」と相手の考えや気持ちを尊重して尋ねることで、相手も安心して心を開きやすくなるかもしれません。

今回のお悩み:結婚して5年目の旦那と、性生活が原因で関係が拗れてしまいました…どうしたら改善できるでしょうか?/初代バチェロレッテ・福田萌子の選ぶ女の頭のナカ

今はセルフプレジャーのアイテムなども多くあるようです。相手に【改善】を求めるのではなく、「二人の関係のために、自分でも工夫している」という姿勢を伝えられたら、旦那さまも「一緒に向き合おう」と思いやすくなるのではないでしょうか。

性生活のすれ違いは、ときに葛藤や戸惑いを生むものですが、同時に関係を深めるとても良い機会でもあると思います。あなたの「大切にしてほしい」という気持ちも、ご主人の「どう向き合えばよいかわからない」という気持ちも、どちらも尊く、理解されるべきものです。

まずは相手の気持ちを聞き、そして自分の行動や気持ちを思いやりを持って伝えてみてはいかがでしょうか。

小さな一歩一歩が、お二人にとって安心と愛情に満ちた時間をつくる力になる事を願っています。