初代バチェロレッテ・福田萌子がみなさんのお悩みに答えます♡

恋愛リアリティ番組『バチェロレッテ・ジャパン』で、初代バチェロレッテに選ばれた福田萌子さん。配信が始まると、恋愛に対するマインドや男性たちへの心遣いが「素敵すぎる」と一躍話題に!

どうしたら素敵な男性と出会えるの?
自分の好きな人から選ばれる方法って…?

世の女性たちの色とりどりな恋のお悩み、萌子さんが受け止めます♡

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変なおじさんに絡まれやすい…髪色を明るくするなど対策すべき?

vol.123
お悩み
突然ぶつかってきたり腕を引っ張られたり…”変なおじさん”に絡まれやすい私はどうすればいいですか?

いつも楽しくコラムを拝見しております、20代OLです。
私の悩みは、変なおじさんに絡まれるということです(笑)。先日も、姉と出かけた際に知らない60〜70歳くらいのおじさんに、すれ違いざま腕を掴まれ、「こっちに芸能人いるよ!」と引っ張られました。咄嗟に「離してください!」と声をあげて振り払ったところ、「せっかく教えてやったのに!ばーか!」と言って去っていきました。
その時は、場が気まずくならないように頑張って笑い話に仕立て上げましたが、心臓がバクバクしていましたし、家に帰ってから、父親よりも年上の男性に「ばーか!」と言われたこと、二の腕を触られた気持ち悪さを思い出して号泣したりしています。(実は、新宿駅とかで知らない男の人に、追い抜かれるときに後ろから思いっきり肩をぶつけられただけでも、家に帰ってから怖くて悲しくて泣いてしまったりします)
よく、「ママになったら金髪にした方がいい、絡まれる回数が減るから!」という噂を聞きますが、そういうふうにしたほうがよいのでしょうか。
痴漢などにこそ幸運にも遭ったことはありませんが、変なおじさんによく絡まれることに正直疲れていますし、困っています。私のメンタルが弱すぎでしょうか?何か絡まれにくくなるアドバイスなどあれば、ぜひ伺いたいです!よろしくお願いします。肌寒い季節ですので、お身体ご自愛ください。

自分を守るために“自分らしさ”を削る必要はない

まず、伝えたいのは、相談者さんは何も悪くありません。そして「怖かった」と感じたことも、弱いからではなくとても自然で健全なことです。

人は、自分の身体や心が脅かされたとき、心臓がドキドキとしたり、後から涙が出てきたりします。それは心がちゃんと危険を察知して反応している証拠なんです。

私が昔、交通事故にあって、脚に24針以上の怪我を負い、頭も縫い、入院をしていた時のこと。身体のあちこちは痛く、車椅子で、しばらく歩く事もできませんでした。

身体のいたるところは痛かったのですが、気持ちは元気でその時にできる事をしていました。明るく、笑顔でいる事が多かったと思います。

ですが、1ヶ月ぐらい経ったときから気持ちがグッと落ち込んで涙が止まらなくなりました。その時にお医者さんから言われた、「心への負担は時間差でやってくるから、涙がでるのは自然なことです。ちゃんと危険なことに反応している証拠だから。」という言葉がとても心に残っています。

今回のお悩み:突然ぶつかってきたり腕を引っ張られたり…”変なおじさん”に絡まれやすい私はどうすればいいですか?/初代バチェロレッテ・福田萌子の選ぶ女の頭のナカ

相談者さんの場合は人から受けることなので少し違状況ですが、でも、私は相談者さんに起きている事も【事故】にあったのと同じようなことではないかなと思います。

少し変わった方に声をかけられるのは、当て逃げをされたようなものです。

人は、予想外のことが起きると一瞬フリーズして動けなくなると言われています。何が起こったのかを理解しようとして、〝嫌だ〟という反応が遅れてしまうのかもしれません。

でもその時に、相談者さんは「やめてください」「放してください」と声にしたり、腕を振り払うなど、“嫌なことには反応していい”という許可を自分に出してあげられたこと、素晴らしいと思います。

今回のお悩み:突然ぶつかってきたり腕を引っ張られたり…”変なおじさん”に絡まれやすい私はどうすればいいですか?/初代バチェロレッテ・福田萌子の選ぶ女の頭のナカ

変わった方に声をかけられない対策として、周囲に注意を向けてみるのはいかがでしょう?

イヤホンを片耳だけにしたり、視線を上げて歩いたり、人通りの多い道を選ぶだけでも、実際にリスクが下がるはずです。

もし何か起きたときのために、「どこに逃げ込めるか」を意識してコンビニ、駅員室、カフェなど、助けを求められる場所を心の地図に入れておく。“安心を増やす準備”をしていてほしいなと思います。

相談者さんが仰った、よく聞く「髪を金髪にしたら絡まれない」という噂。

確かに“強そう”に見える人には声をかけづらいという心理効果はあるけれど、それはあなたの責任ではないし、根本的な解決でもないと私は思います。

自分を守るために“自分らしさ”を削る必要はないのではないかしら?

怖い出来事のあとは、身体がずっと緊張したままになります。そんな時は、深呼吸をしてみてください。それだけで、自律神経が少しずつ落ち着いて、心拍もゆるやかになります。そして、どうか怖かった経験を言葉にして、周りの人達を頼ってほしいです。

あなたが安心して街を歩けること。

それは、誰にでも与えられるべき当たり前の権利だから。

もしまた似たようなことがあっても、「私は悪くない」「逃げていい」と、自分に優しく言ってあげてくださいね。

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