初代バチェロレッテ・福田萌子がみなさんのお悩みに答えます♡

恋愛リアリティ番組『バチェロレッテ・ジャパン』で、初代バチェロレッテに選ばれた福田萌子さん。配信が始まると、恋愛に対するマインドや男性たちへの心遣いが「素敵すぎる」と一躍話題に!

どうしたら素敵な男性と出会えるの?
自分の好きな人から選ばれる方法って…?

世の女性たちの色とりどりな恋のお悩み、萌子さんが受け止めます♡

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感情の起伏が激しい母。幼い頃から不機嫌でコントロールされてきました

vol.125
お悩み
不機嫌でコントロールする母…どのように接していくのが正解かわかりません

萌子さんこんにちは。母への接し方について質問させてください。昔から母は強く、自分が正しいと思うことが正義で、人に対して負けられないという思いが感じられました。しかし根はすごく繊細で気にしいな性格だと思います。そのギャップからか感情の起伏が激しく、幼い頃から強く当たられ、不機嫌でコントロールされていたように思います。私も子育てをするようになり昔を思い返すと、目を背けたい気持ちがあります。
そんな母も現在はかなり穏やかになりましたが、相変わらず他者の愚痴や頭に来たことなどを、会う日はほぼ毎日汚い言葉で聞かされました。最近は祖母との関係がうまくいかないことを、「祖母は外面がよくて私には当たりが強い。それを我慢しろと言うなら精神科に行く!」と言われました。母としては精神科を受診するかどうかが問題なのではなく、そのくらい悩んでいるから共感してほしいということだと思います。
正直、美味しいものを奮発して買って一緒に食べた後にそのような話をされると、一日が暗い気持ちで「またか…」と疲れてしまいます。今は軽く共感するか頷く程度です。どのような対応をしたらよろしいのでしょうか?アドバイスをお願いします。

強い言葉や態度で自分を守ろうとする人は…

ご家族のセンシティブな関係をシェアして下さり、有難うございます。

「家族のカタチ」はそれぞれだとわかっていても、理不尽な感情に振り回されず、対話や会話ができる家族の在り方に憧れて良い部分だけを見ようとしたり、逃げているわけではないけど【不機嫌でコントロールされてきた過去】を認めないようにしたりしていたのではないでしょうか。

相談者さんが長い間、本当にたくさんの事を感じ、考え、ご自身の中に湧き上がる感情を抑制しようと闘い続けてこられた事をお察しします。

いただいた文章からお母さまは、不安や寂しさを多く持っていらっしゃる方なのかなと感じました。自分が正しいと信じることを貫きたい気持ち、人に負けまいとする姿勢は、一見“強さ”に見えますが、その裏には揺らぎやすい心が隠れていることがよくあります。強い言葉や態度で自分を守ろうとする人は、実は誰よりも傷つきやすいものですよね。

傷つきたくないからこそ、他者に強くあたり自分を守ろうとする。

その繊細な部分を近くで感じていた幼い頃の相談者さんは、きっと苦しいことも多かったと思います。子どもは親の機嫌の変化にとても敏感です。お母さんの気分の波に合わせて、自分を縮めながら生きてきた記憶があるからこそ、今でも「またか…」と心が重くなるのは当然のことだと思います。

今回のお悩み:不機嫌でコントロールする母…どのように接していくのが正解かわかりません/初代バチェロレッテ・福田萌子の選ぶ女の頭のナカ

子どもの頃は、親という存在が大きく、そこに依存しなければ生活ができないからこそ、当たり前のように親のルールが家族のルールになったりもします。

自分が【子ども(娘)】だけだった時には子どもとして親の幸せを願い、親が笑顔でいられるようにとその時なりに考えてもいたはずです。ですが、自分が【親】になり、親の目線から子どもの事を見た時に、今までとは全く違う”当たり前”が広がっていたのかなと思います。

実は、私がそうでした。

親になって初めてわかることは、親への感謝だけではなく、自分の子どもに与えたくない環境が当たり前に子どもの頃の自分自身にはあったという事でした。

「精神科に行く」という強い言葉には、相談者さんもおっしゃる通り、「それくらいしんどい」から心配して欲しい、寄り添って欲しい、優しくして欲しい、自分の事を理解して欲しい…という訴えが強く込められていると思います。ですが、それをそのまま受け止めるには、あなたの心があまりにも疲れてしまいますよね。

解決策があるわけでも、対話ができるわけでもなく、ただ単純に相談者さんが気持ちを飲み込まなければならない状態だと思います。そしてそれは、小さい頃からずっと続いてきたのだとお察しします。

これが、家族ではなくご友人やお仕事関係の人であるならば、内容をすべて聞き込まず心に距離をとり「それはつらかったね」「しんどいよね」という気持ちだけを伝える対応や、「今日は少し疲れていて、重い話を聞く余裕がないかもしれない」と自分を守る選択、会話の最後に楽しくなるような切り替えをしてネガティブなエネルギーを引きずらないようにようにする、などの提案があると思います。

ですが、”母親”という存在からの言葉は、わかっていても気持ちが暗くなってしまうのが事実だと思います。

だって、それほどに心が近い大きな存在だから。

今回のお悩み:不機嫌でコントロールする母…どのように接していくのが正解かわかりません/初代バチェロレッテ・福田萌子の選ぶ女の頭のナカ

お母さまに対する対応の解決策があるとするなら、今までの関係があるから難しい事だとはわかっていますが、ご自身のお子さんと同じように対応してみてはいかがでしょうか。特に2歳〜4歳までの時期の子どもは自我が芽生える発達段階にあるので、自分のしたい事や思った事をやり通す力があります。また自分の【今】で生きているので、少しでも思った通りにならないと激しさを交えながら主張して伝えてくれます。

その時に相談者さんはどういう対応をされますか?

きっと、「そうだよね、やりたかったよね」「大丈夫?悲しかったよね」とその怒りの奥にある感情に寄り添っているのではないでしょうか。

お子さんに向けるように、心からの心配や寄り添いでなくても大丈夫です。ただ、そうする事によってきっとお母さまも安心感を得て少し気持ちが落ち着くのではないでしょうか。

きっと、親子の関係性が逆転をしているのかもしれませんし、相談者さんも【親】からそうされたかったと思います。ですが無いものに目を向けても仕方がないので、相談者さんが、自分のお子さんには自分がして欲しかった心のケアを親の立場としてすることに生かせると思ってください。

相談者さんが誰かに寄り添ってほしくなった時は、恐れずに周りの信頼するご友人にシェアしても良いのではないでしょうか。

もしも誰にもお話ができないと思ったら、私がいつでも相談者さんの感情に寄り添います。

あなたは1人じゃないから。

1人で抱え込まずにね。

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