初代バチェロレッテ・福田萌子がみなさんのお悩みに答えます♡
恋愛リアリティ番組『バチェロレッテ・ジャパン』で、初代バチェロレッテに選ばれた福田萌子さん。配信が始まると、恋愛に対するマインドや男性たちへの心遣いが「素敵すぎる」と一躍話題に!
どうしたら素敵な男性と出会えるの?
自分の好きな人から選ばれる方法って…?
世の女性たちの色とりどりな恋のお悩み、萌子さんが受け止めます♡
(こちらもチェック)【洗うだけでツヤ髪】女神のような美髪になれる♡プロが推す最新ヘアケア
一つのことしかできない性格…恋愛せず、このまま寂しい人生を送るのでしょうか?
最終回
お悩み
不器用で一つのことしかできない性格です。恋愛をしないまま、このまま寂しい人生を送るのでしょうか?
萌子さん、こんにちは。いつも萌子さんの紡ぎだす言葉に感銘を受けています。
私はもうすぐ30歳になるのですが、一つのことしかできない不器用者で困っています。学生の頃から友達と遊ぶのが楽しくて、そればかりに集中した結果、恋愛もせず就活も思うようにいきませんでした。今では仕事もやりがいを感じて励み、学生時代には悔いは無いと感じてますが、この節目となる年でも仕事だけに懸命になった結果、彼氏もおらず平々凡々とした日々を過ごしています。まだ実家暮らしですが、家族と過ごす日々には幸せを感じていますが、周りは学生時代から恋愛や学業も並行して努力した結果、結婚し仕事も順調で素敵な人ばかりで、自分はなんでこんなにも不器用なのだろうと感じています。
このままではまた学生時代のように一つのことしかしないまま婚期を逃し、寂しい人生を送るのではないかと漠然と不安を感じてしまっています。
こんな私は何から始めれば、素敵な恋愛をしながら充実した日々を過ごせるのでしょうか?萌子さんならではのアドバイス、お待ちしています。
6年続いた連載がついに最終回。「この記事を読んでくださる方達の【想い】と常に在りました」
私の言葉に思い入れを持ってくださるという嬉しいお言葉、有難うございます。
そして『私ならではのアドバイスを』と言ってくださった事も、私の考え方を尊重して違いを楽しんで受け取ってくださる包容力を感じてとても嬉しいです。
私ごとですが、6年続いたarのお悩み相談が2025年を持って区切りを迎える事になりました。
相談者さんからいただいたこのご相談が、私にとって最後の連載コラムとなります。この場をお借りして、毎月2回配信されるこのコラムを読んでくださっていたら皆さま、編集部の皆さま、6年間毎週やり取りをしていた編集担当さんに感謝の気持ちを伝えさせてください。
連載中にはバチェロレッテの配信、その後皆さまの反響のおかげで寝るまもなく働かせていただいた日々、コロナ禍、妊娠、出産…と今までの人生の中でも色濃い大きな出来事がありました。
その中で一度も欠かす事なく2週間に一度の連載を続けてこられたのは、サポートしてくださった編集部の皆さんと、街中やイベントでお会いした時に『arの連載に勇気をもらっています』と伝えてくださる皆さんがいたからです。お顔が見えなくても、記事を通して繋がっている事をたくさん感じた幸せな期間でした。
出産後のベッドの上で記事を書いていたのも、とても思い出深いです。私のこの6年間の人生は、相談文を書いてくださる方、この記事を読んでくださる方達の【想い】とともに在りました。
本当に有難うございました。
長い月日を経て、いろんな経験をした事で、私も人として少しだけ成長することができ、連載をはじめた時よりももう一段階広い視野で想像をして、寄り添うことができるようになったかなと思っています。
それに反比例して、熱く情熱的に伝えることがなくなっている気もしています。バチェロレッテを務めていた時と比べると、だいぶパンチが少なく丸くなったと言ったらわかりやすいかもしれませんね(笑)。
ですが、今回相談者さんから『萌子さんならではのアドバイス』と言っていただけたので、連載をはじめた頃の私の引き出しを開けてお応えしたいと思います!!
不安に目を向けたら、心が不安に支配されてしまう
一つのことを突き詰められるって、とっても素敵なことです!
学生時代にはご友人と遊ぶことに集中して、人間関係の構築の仕方や、遊びのなかで学ぶことの大切さをたくさん得られたのではないでしょうか。その学びの場は学生時代が特に適した環境だと思います。
後悔がないとおっしゃるのも、相談者さんがやりきった、と心から感じられるからだと思います。素晴らしい経験値をご自身で修得したのだなぁと想像して胸があたたかくなりました。
そして、現在はお仕事に打ち込んでいらっしゃるのも素晴らしいですね。いろんな職種がありますが、どんなお仕事も、最終的には人間関係で悩むことが多く、円滑にすすめるためには周りの人達と関係を構築することが大切になると思います。
お仕事に打ち込めるということは、相談者さんが学生時代に培った人間関係の構築の仕方を活かしながら働いていらっしゃるからではないでしょうか。
懸命になっているとおっしゃっていても、プライベートではご家族との時間も大切にされ、幸せを感じていらっしゃるご様子から、きっとオンオフの切り替えが自然とできるバランス力をお持ちなのだと感じました。
年齢を重ねると両親と一緒に暮らすことが窮屈になり、安らぎを感じられないというお話もよく聞きます。そんななか、ご家族との良好な関係を築いていらっしゃることも、相談者さんの素敵な一面が影響していらっしゃるのだと思います。
漠然とした不安が押し寄せると、未来が怖くなってしまいますよね。全く同じではないけれど、「漠然とした不安」は多くの人が持っている感情だと思います。私も子どもと2人で暮らしている今がすごく幸せなはずなのに、2人で大丈夫なのか、お仕事は続けられるのか…不安が押し寄せて怖くなることもあります。
結婚をしていても。お仕事が順調にいっていても、家族が多くても、1人の人生を謳歌していても、不安に目を向けたら心が不安に支配されてしまいます。想像する事はとても素晴らしいことですが、起こっていない未来のことに気持ちを入れすぎず、今に目を向けて「恋愛をしよう!」と思うだけでいいのではないでしょうか。
そうすればきっと、相談者さんは一つのことに集中して取り組むことが得意なので、ご自身が人を好きになる瞬間や、どういう人と出逢いたいかを考え始めるはずです。
出逢う場所や出逢い方も、たくさんの方法があります。
偶然の出会い、友人の紹介、習い事の場だけではなく、今は同じ目的の人が集まる結婚相談所など、効率よくマッチングする相手と逢える場もあります。
まずはご自身がどんな恋愛をしたいか、どんな人と出逢いたいか、を考えるところからはじめてみてはいかがでしょう?
その先はきっと、相談者さんご自身で切り開いていかれると、私は感じています。
そして最後にひとつだけ。
あなたが結婚しようと思った時が婚期です。
一般的な「いくつまでの〜」という言葉に囚われず、周りの流れにのってではなく、あなたのために結婚の時期を決めてあげてほしいな。
ちなみに私は、【結婚】をする気持ちはないので、婚期は一生ありません。
人それぞれの生き方がありますし幸せのカタチもそれぞれ。
だからこそ人と比べず、ご自身のペースで、あなただけの人生を創造して楽しんでいってくださいね。
You’re special!!




