身体の変化で性欲が落ちる理由
セックスに集中できなくなったとき、その原因は「性欲がなくなった」とひとことで片づけられることが多いと思います。
しかし、実は性欲よりももっと手前のところでセーブがかかっていることがあります。それが「自分の体をどう見ているか」です。
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女性の身体は評価されるもの?
体重の増減や出産、年齢を重ねたことによるボディラインの変化。そんな出来事をきっかけに、「見られること」を強く意識するようになると、セックス中の頭の中はそればかり気になるようになります。
「二重顎になってないかな?」「お腹の脂肪が目立ってるかも」とダメ出しが始まり、気がつけば、快感よりも自己嫌悪が優先されてしまいます。
多くの女性が経験したことがあると思うのですが、これは女性の身体を「評価されるもの」として考えてしまっていることが原因です。この思考が強くなると、身体で感じていることに意識が向きにくくなります。どれだけ丁寧に愛撫されていても、意識がそこに向いていなければ、快感として感じることができません。その結果、セックスの満足度が下がり、「またしたい」という気持ちが起こりにくくなるのです。
自分自身の身体を評価してしまう思考を止める方法は、理想通りの自分になることではありません。ダイエットや美容医療で理想に近づいたとしても、また別の場所が気になり、評価する思考は止まりません。
この流れを変えるためには、身体を「見せるもの」ではなく「感じるもの」として使うイメージに切り替える必要があります。
今どこに触れているのか、どんな強さや速さが心地いいのか、ゆっくり呼吸できているか。そういった、感覚の情報に意識を向けてみるだけでセックスは変わってきます。
もうひとつ大切なことは、頭の中にある「こうあるべき」という考えを一度外してみることです。体型や反応、感じ方はひとりひとり違っているのに「ベッドではセクシーに見えないと」「こう感じるのが普通」という基準を無意識に当てはめるようになると、その基準からズレる自分を減点し続けることになります。
もちろん、見た目が気になる気持ちは完全になくならないかもしれないし、無理に消そうとする必要はありません。ただ、そこに意識が向きすぎると「感じる」ことには意識が向かなくなるのが事実です。
SNS中心の生活で「見られる」「評価される」ことを意識しないでというのは、かなり難しいことだと思いますが、せめてベッドの中ではスイッチを切り替えて楽しみたいですね。
