「紫外線が1番強いのって、もちろん夏でしょ?」
「いやいや、5月が1番強いんだよ」
このごろはいろいろな声を聞きますが、これはどちらも正解、ただしどちらも説明不足なんですよ。
紫外線には数種類あって、日焼けの原因となるのがUVB(紫外線B波)。これは夏にいちばん強くなります。
もうひとつ、肌の奥まで達してシワなどの肌老化を起こすUVA(紫外線A波)というものもあって、これがいちばん強くなるのが5月ごろ。
やっぱり5月の紫外線はとても怖いものなんです。
そして春と夏では紫外線の種類が違うのだから、対策のしかたも変えなければいけないということですね。
紫外線にはUVAとUVBと2種類があり、それぞれ対策が違う
【日焼け対策コスメをチェック!】紫外線を徹底ブロック!日焼け対策コスメベストセレクション
5月のフェイスケアは、どこに気を使えばいいの?
まず、ただでさえ春は乾燥するもの。乾燥した肌は刺激に弱い状態なので、当然紫外線のダメージも強く受けてしまいます。
そして紫外線によって肌はさらに乾燥…という悪循環に! まずはしっかりと保湿ですね。
次に、活性酸素に注目。
日焼けという見た目にダイレクトな影響を感じる夏の紫外線に対して、春の紫外線は直接的な変化があまりないもの。
でも肌の奥には確実に活性酸素がたまっていて、時間が経つとシワやたるみとして表面に現れます。
できてしまった活性酸素を除去するなら、今話題のアスタキサンチンが配合された基礎化粧品がオススメ。
そして食生活ではビタミンEやビタミンCなどの抗酸化作用のある栄養素をたっぷり摂るよう心掛けて。外から&中からの二重除去が大事なんですね。
もちろん、紫外線を初めからカットするのも重要!
美白女子は知っている日焼け止めクリーム選び方
「SPF30PA++」というような表記を見たことありますよね?
実はこれ、SPFの数字はUVBへの効力を、PAの+の数がUVAへの効力を表しているんです。
だから春先に選ぶべきは…そう! 「+の数が多い日焼け止め」です!
ここは間違えたらダメなところですね。
春と夏の紫外線の違いとそれぞれに合った対策を理解して、将来のためのフェイスケアを行いましょう!