「私、性欲強すぎ?」
「私って、性欲強すぎですか?」こんな相談をうけることがあります。
彼氏よりもセックスしたい。ひとりでもしたくなる。頭の中で性的なことを考えることも多い。友達や周りの人に話せない話題だからこそ、余計に自分だけおかしいのではないかと思ってしまいがちです。
しかし、必ずしも性欲そのものが強すぎるとは限りません。実は、自分の性欲を強く感じてしまう理由はいくつかあるのです。
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女性が「自分は性欲が強い」と感じてしまう理由
まず多いのが、パートナーとの性欲の差です。自分は会うたびにしたいと感じるし、できれば週に何回かしたいと思っているけれど、相手は月に1度くらいで満足している。自分から誘うことが多くなり、「そんなにしたいの?」と言われてしまう。そうすると、相手の性欲を基準にして「私の性欲が異常に強いのでは?」と思ってしまいます。
でも、これは性欲の強弱というよりは、シンプルに「ふたりの欲求のペースに差がある」と言えます。どちらが“正常”か、ではなく「どうすればふたりとも無理なく楽しめるか」を話してみることが必要です。セックスだけでなく、スキンシップやセルフプレジャーなども含めて、自分の欲求を満たせる方法をいくつか持っておくと、欲求の差を縮めることができるかもしれません。
また、周りと比較できないことも「性欲が強すぎる」と感じさせることがあります。仲がいい友達でも「週に何回セックスしてる?」「ひとりでしてる?」とは聞きづらいですよね。つまり、他人の性欲の実態を知らないまま、自分だけを見て判断してしまうわけです。
しかもSNSでは「レスになった」「性欲がなくなった」という話の方が目立ちます。だから、周りの人よりも性欲が強いと思っても、本当にそうなのかはわからないものです。
他人との比較ではなく、自分自身が困っているかどうか、パートナーと無理なく性生活を送れているかを基準にしてみてください。
そして、もうひとつ考えたいのが、「セックスしたい」の中に、性欲以外のものが混ざっているケースです。
寂しい。誰かに触れてほしい。安心したい。愛されていると確認したい。ストレスを発散したい。退屈だから刺激がほしい。こんな気持ちが隠れていることがあります。
だから、したいと思ったときに「私は性欲が強い」と決めつけるのではなくて「本当は何が欲しいんだろう」と考えてみてほしいです。もちろん、その答えが「普通にセックスしたい」かもしれませんし、それでも全然OKです。
また、性的な欲求を抑圧してきた反動も考えられます。「女の子がエッチなことを考えるのは、はしたないこと」「性欲が強い女性はだらしない」。そんな価値観の中で育つと、性について自由になった途端に「あれ、私ってこんなにしたいと思ってたんだ」と気づくことがあります。
それは、突然性欲が強くなったのではなく、これまでブレーキをかけていた自分の欲求を認識できるようになったということです。
だから、そんなときに必要なのは、性欲を抑えようとすることではなく、上手に付き合うことなのかもしれません。
ひとりでしたいなら自分で楽しむ。パートナーと楽しみたいなら、その気持ちを伝える。その場合には、パートナーにも欲求や都合があることを忘れず、お互いに無理のない落としどころを探すことが重要です。
大事なのは「性欲があること」と「性欲に振り回される」ことを分けることです。性欲が強くても、それ自体は病気ではありません。ただ、やめたいのに性的な行動を繰り返してしまったり、仕事や人間関係に支障が出てしまったりと、自分ではコントロールできず困っている場合は、医療機関や性の専門家に相談してみることをおすすめします。
性欲は「強い」「弱い」でジャッジするものではありません。自分の気持ちを否定せず、どうすれば自分も相手も無理なく楽しめるのかを考えることが大切です。

