S50生まれの私でも流行をエンジョイできるのかを検証する不定期連載。

arの編集長をやっていながらトレンドを知らないでいるのはヤバい…という焦りから生まれた連載です。ゆるっとご観覧ください。

あまりにゆるい感想で物議を醸した第一回の反省も見られず、第二回はただの飯テロとなり食欲がわいたところで、出会いの聖地へ行ってきました!

※後編はコチラ

恥を忍んで、男女の出会いの聖地「相席屋」に行ってきました①

若者たちが楽しみまくっていると噂の相席屋。

聞けば、女性は基本¥0で飲み放題食べ放題、席に座っていると順繰りに男性がやってくると。

合コンと違って幹事があれこれする必要はなく、2~3人集まったところで気分が乗った時に近場の相席屋に行けば良いと。

良いこと尽くしじゃないか。

最近発表になった“20代男性はもとより、30代も40代もすべての年代の男性が好ましく思う女性の年代は20代である”という説に怯みながらも、行ってきました。

 

今回私が誘ったメンバーは、同じ会社の2名。

①30代前半。黙っていればモデル級、話してみると熱い漢。

②30代後半。持ち前の福顔で老若男女をすっと取り込むテクあり。

そして私。いちいち言いたくはないが昭和(50年)生まれ。週5で合コンをしていたのは20年前のことであり、どうでもいい情報だけど若い男子が苦手。

そんな私達、出版社勤務というのもあり服装があまりに非モテ系。

直前になって慌てて、話しやすそうな雰囲気を醸すべくGUへ駆け込みました(笑)。

どうせ席に座ってるだけだからとトップスだけ新調。

着替えました。

左から、中谷美紀狙いの白シャツ、優しさ溢れるパステルニット、攻撃性のないフリルトップス

※普段、誌面で提案してるスタイルにそぐわないことを心よりお詫びいたします。

 

前置きが長くなりましたが、いざお店へ。

木曜20時に行ったら、女性は満席でした。

なので、男性が足りず女性だけで飲んでる席もチラホラ。

ま、とりあえず飲むか♪

15分くらい誰も案内されてこない気がして料理をとる(セルフサービスです)。

後に、この料理の盛り方が汚いと2組目の男性に罵られることとなる。

 

しばらく緊張してミゾミゾしながらも、平静を装って飲んだり食べたりする。

むしろ誰も来なくてもいいかもとまで思い始めた時、ふいに来た。

店員「もうまもなくご案内しますのでお待ちください」

ひぃぃぃぃっ!来るよ来るよっっ!

気が動転して、男性用おしぼりに1本ずつうまい棒を並べてしまった(無意味)。

1組目のグループは同期3人。ノリが良い!

男(右)「わぁぁ!こんにちは~!!!」

すっごい元気に勢いよく入ってくる男性その1。ノリはまるで大学生。

その元気ノリに合わせようと、おばちゃん必死よ。

 

同じ会社の同期である3人は仲良しで、いい意味で連係プレーができているようだった。

右:ずっとよくしゃべる元気な秦基博風。

中:同じ歳には見えないからたぶん年上の同期。

左:フットサルやってそうな。顔はよく覚えていない。

 

何を話したかはよく覚えてないけど、とにかく相手様方がかなり盛り上げてくれたため、後半はずっと笑っていた記憶しかない。

マジでありがとう秦基博。

途中代わる代わるお手洗いに立ったり座ったり、そのタイミングで席替えしたりなんだり。笑ったり。

そして、信じられない事態が起こる。

「この後、カラオケ行かない?」

うわーきた!ひょえーー!

相席屋内で意気投合した男女はカラオケにそのまま流れるという噂を聞いてはいたけど、それが現実に起こるなんて。

そんなの若い人同士のことだと思っていたので、心底驚いた。

そして、こんな私達を誘ってくれるなんてありがたい、と心から感謝した。

が!

がしかしね、1組目なわけですよ。

人生初の相席屋で1組目。

これでカラオケ行ったらレポートも満足に書けないだろう。と。

 

正直に真摯にこの気持ちをお伝えして、カラオケはお断りしました。

私が断り始めた瞬間に左の男子がコート着て立ち上がった、その早業にも感服。判断が早い!

 

と、ババアの話は長くなりそうなので一旦ここらで終了。

このテーマは2回に分けようと思います。

後半もご注目ください!
※後編はコチラ


 

information

今回お邪魔したのは

相席屋 銀座コリドー店

リンク先:相席屋