イケメンがペットを愛でる様を編集部が勝手に妄想する謎の連載。

第5回はアクアリウムに魅せられたコンサルティング業界で働く28歳男子の登場です。

 

大好きだからもっと触れたい…でもできない…。

そんなエリートサラリーマンの心を焦がす、美しい魚たち。

人事系のコンサルタントとしてハードな仕事に気の抜けない日々…。

そんな僕には家で待っていてくれて、癒してくれる大事な存在がいる。

しかもそれは一人じゃないんだ。

 

それはぼんやり眺めているだけで、うっとり癒される海水魚やサンゴたち。

そのカラフルな美しい世界は、僕も別の世界に連れていってくれる。

彼女(彼?)たちは、水槽越しにじっと見つめる僕の様子を

うかがうような、ちょっぴり照れるような仕草で

意識しながら泳ぎ続けているのがとっても愛おしい。

できることならもっと触れあいたいけれど

生きる環境がこんなにも違うんだと思うと、胸が締め付けられる思いに…。

 

言葉が通じないのももどかしいことがあるけれど、

その分、食事の時間に水面近くまで近づいてきてくれる

積極的な子にはドキドキしちゃうし、

 

成長がわかりやすいから、

少女から美女にと、どんどん変化していくのを

見守れる幸せもたまらない。

実は一度機器トラブルで、

それまでずっと可愛がっていた大事な家族を全部失ってしまったこ…。

もう水槽も手放してしまうか悩んだ時期もあった。

 

でも。

一緒に時間を過ごして、癒しを与えてくれて、

育てる楽しみをくれる彼らとの時間は、

自分にとってなくてもならないものになっていて

あらためて、イチから海をつくろうと決意をした。

今はより自然に近い環境でのびのびすごしてもらえる空間を作ろうと日々奮闘中。

賑やかなほうがいいから、常に出会いも求めていて

好みのタイプがいたら家族になってもらうつもりです♡

 

登場人物

竹田祥理(たけだしょうり)

人事系のコンサルティング業界で働く28歳

三年前に沖縄でハコフグをつかまえたことをきっかけに

その沖縄の海を再現するような、

カラフルで美しいアクアリウムづくりをしている。

instagram:@shoriisshori

 

海水魚とサンゴたち