さて、遠藤さんの勇気も虚しく、田嶋さんからは「予定がある」という返信が来てしまいました。
これ、本当に予定あったんですかね?
良い着眼点ですね。
もちろん、実際どうだったのか、というところは私たちには分かりません。ただ予定があるにせよ無いにせよ、この返信から乗り気ではないのは分かります。
なんでですか?
「代替案を出していない」からで御座います。
乗り気ではないにしても、完全に「行きたくない」という場合を除けば「6月10日はダメなんだ、11日ならどう?」というような代替案を出すのが普通でしょう。
最低でも「また誘ってください」くらいの一言が付きそうなもの。 このどちらもないということは「断っている」と考えた方が自然だと思います。
まぁ実際そうですよね……
代替案が無いなら、それは相手は「乗り気では無い」ということ。これは覚えておいて損はないでしょう。
はいー 。
・・・・・・・・・・。
あれ、まだ何かあるんですか?
つまり逆にいえば「代替案を出さなければ、相手から「乗り気ではない」と判断されてしまう」ということも忘れてはいけません。
「代替案出さない時点で察してよ」と言っておきながら、自分が「断りたくない時」に「代替案を出さない」なんていう方はザラにいますからね。その点は注意した方が良いでしょう。
代替案は相手への好意の表れということをお忘れなく。
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TEXT/上野
都内のラブホテルに勤務するかたわら、Twitterでの厳しくも紳士的なアドバイスが話題に。著書『ラブホの上野さんの恋愛相談2』も好評発売中。
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