ひと夏どころかワンナイトカーニバルも辞さないタイプの方ならなんの悩みも問題もないでしょうが、「これが最後の運命の出会い♡」をマジに求める我々にとっての危険なシーズンテーマ、それが、ひと夏の恋。
ひと夏の恋とは。
眩しすぎる陽射しに目を細めていたらグッとくる系の香水をつけた男子のフェロモンを胸いっぱいに嗅いでしまったり、
熱くて溶けそうな頭でぼーっとしている時に限っていきなり理想的なビジュアルの男子が視界に飛び込んできて脳が完全に支配されたり、、
そんな夏のアレコレのせいでストンと堕ちてしまう恋のこと。
そして、暑さが和らぐと同時に冷めていくもの。経験値は上がったけど実に不毛である。
のことをさします。
我々女子は、この「ひと夏の恋」問題にどう対峙すればいいのか。考えてみましょう。で、あわよくば夏前の自分よりもっと幸せになりたいよね。
●どうも科学的に原因があるらしいよ
現代人に不足しがちなセロトニンを手っ取り早く増やす方法が太陽を浴び、リズミカルな運動をすること。なので太陽の日差しを浴びがちな夏はセロトニン神経がメチャ活性化されているんです。しかもリズミカルな運動と人との触れ合い(グルーミング)も効果アリっていうのだから、夏フェスとか海辺で男女ともに幸せいっぱいになって恋が生まれやすいのは必然みたい! 特に男性の脳は、島皮質という部位(浮気脳とも言われるもの)が発達していて、視覚が刺激されると際限なくドーパミンが出てしまうらしい。えぇ、際限なく! だから、薄着の女性が増える夏になったらもう誰も男性のナンパ衝動を止められないのだ。
→脳科学にも裏付けされた、暑い夏ならではのかりそめの恋、みんな気をつけてーっ!
●経験者に聞いてみました
“Aさんの場合”
学生時代に毎年、海の家でバイトをしていたA子。毎夏その小さなコミュニティの中で淡い恋を楽しんでいただけだった。ところがある夏は違った。例年以上に盛り上がって海の家イチのイケメン(と思しき男子)と付き合うことに。付き合っているということは、海の家シーズンが終わってからも会うということ。で、とうとう東京で会ったところ、まず服を着ていることに驚いた(当たり前なんだけど)。何より長ズボンを履いてることが衝撃で(ホント当たり前なんだけど)。海で見ていた時はワイルドだと思っていたドレッドヘアも東京で一緒に寝たら、なんと臭かった! 髪型は一緒なのになぜなの! 爽やかな潮風にもう誤魔化されることなく、日焼け肌も突然小汚く見えて。スンと別れるしかなかったという。。。震
“Dさんの場合”
ずいぶん前に会ったイケメンと夏に再会。宅飲みで目を覚ましたら添い寝をされていてドキドキ♡ その後、まだ数回しか会ってないし一線を超えたらダメだダメだと自分に言い聞かせていたんだけど結局、夜中に連絡が来て気づいたら彼宅にいたD子。夏とイケメンの組み合わせには誰も抗えないってことで(汗)。その後は、、、語るほどでもない結末を迎えたそうです。
→うっかり夏恋しちゃったなら、のちのち笑いバナシに昇華するしかない!?
●関係を続けるために
夏の自分&夏の彼は最高だったのに、秋になるにつれしょぼくなってしまうのはお互いに勿体ない話。まずは出会った時点で冷静に、秋冬バージョンの彼を想像して関係を深めるべき相手かどうか判断しよう。そして楽しい夏をエンジョイし終わる前にやるべきは、秋以降の2人も続いていたらもっと楽しいよというプレゼン。具体的に彼が秋に行きたい場所を聞いておいたり、冬になったらスノボしようねなどなど。彼にも未来を魅力的に思ってもらうことが大切。そうすれば、いくら気温が下がっていっても、いつまでも日照時間を長く感じられるような、セロトニンたっぷりの、ポカポカな2人でいられるはずですよね♡