スッキリさせる3か条

1、仕事と人格を分ける

職場とは、友達関係の場所ではなく、仕事さえ上手くいけばいい場所です。そこをうまくわけて考えられない人が増えているかも。同僚や上司を人として好きになれないとしても、仕事の邪魔さえしなければいい、と割り切って目の前の仕事に集中するように。

2、イヤな人は「かわいそうな人」だと思う

イヤミだったりして、どうしてもなじめない相手は「今まで苦労したからそういう性格になった」とか「かわいそうな人生を歩んできた人」と考えてみて。その方が、大らかな気持ちで接することができます。

3、「付き合いの悪い変わり者」になってみる

飲みなどのお付き合いがどうしても苦手なら、「私オタクなんでアニメ観る為に帰ります」などユニークな方向で“付き合い悪いキャラ”になって。最初は勇気がいるかもですが、意外とすぐ慣れますよ。

雌ガールのお悩み相談

Q 男子には激甘なのに、女性には厳しいという女上司がストレス…。

A 尊敬の姿勢を全面にアピール

年長者の女性は、職場で男女平等を切り開くべく苦労をしてきたケースが多いです。なので、若い女性というだけで罪、なんて思ってる場合も。その苦労を労う姿勢で接すれば関係が改善する可能性が。男性に対して甘いという点は、思い切って目をつぶり、単に自分に対して「仕事に厳しい人」と割り切れば、見え方も変わってくるかも。

Q 同僚たちの陰口にウンザリ。話に全く参加しないわけにもいかないし、自分のことも言われてそう…。

A 同調はせず、“そういうもの”と割り切って

まず、陰口に同調するのはよくないです。話に乗るのではなく、その不愉快な体験に対しての共感くらいに留めておくべき。自分も言われているかも、という点に対しては、気にしてもどうしようもないことなので、“女はそういうものだ”と割り切るしかないですね。

教えてくれたのは 精神科医 水島広子さん

慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、対人関係療法専門クリニック院長などを務める。女性同士の関係の悩みにフォーカスした『整理整頓女子の人間関係』(サンクチュアリ出版)など著者も多数。