おタク男子が世のおフェロ女子に物申す!
読者の乙女なお悩みに、バンドマンでおタク男子の彼が思いもよらない変化球で答えます。
恋も仕事もおしゃれも夢も。人生に迷ったらあの人に相談してみよう!
答えてくれるのは、ロックバンド・オワリカラのタカハシヒョウリさん。
↑ミュージシャン時のタカハシさん
↑特撮おタク時のタカハシさん
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今回は、同棲前の関門打破を狙います。
親を説得したい。
24歳です。彼と同棲したいのですが、両親に反対されています(同棲するなら結婚しなさいと言われました)。なんとか親を説得する方法はないですか?(匿名さん)
「おー、このご時世でもこういった古風な親御さんもいるのね。同棲反対って」
―いるでしょうね。まわりでもよく聞きますよ。
「同棲って、そんな親の許可得てからしっかりとした段取りでやるものなのかな」
―質問者さんのケースだとまだ若いですし。もしかしたらいま実家暮らしで同棲を機に家を出るとかだったら、言わないわけにいかないとか。
「なるほどね。そもそもさ、同棲っていう言葉がよくないんじゃない? 親世代の人たちからしたら、同棲ってなんかすごいドロドロした破廉恥なこと、みたいなイメージがあるからじゃない?」
―なるほど(笑)。では何て言いましょう? シェアハウスとか?
「それでもいいし、準結婚とか…、結婚ビギンズとか。結婚ゼロ・オリジンみたいな。最近映画でもよくあるじゃん、『バッドマン ビギンズ』的な、前日談を描いてるやつ」
ービギンズ(笑)。
「”同棲します”って言ったらさ、なんかいかにも解消しそうじゃん。”ドロドロした末に解消、それが同棲”みたいな。”昭和の言葉”って感じでしょ、同棲って。でも準結婚、結婚ビギンズって言っておけば、”あぁ、結婚への準備段階なのね“ってご両親も納得しやすいんじゃない?」
―そう…かもしれません。
「この質問者さんの場合は、いま親御さんを説得できればとりあえずいいわけですから。だったら、同棲とは一言も言わない。
“お父さん、お母さん、私たち結婚ビギンズしたいんです”
で乗り切るのがいいと思いますよ」
ーその同棲…じゃなくて”結婚ビギンズ”生活がうまくいくかどうかは…
「それは知らないです。言い方変えただけで、ドロドロした末に解消しやすいのが結婚ビギンズですから(笑)」