おタク男子が世のおフェロ女子に物申す!
読者の乙女なお悩みに、バンドマンでおタク男子の彼が思いもよらない変化球で答えます。
恋も仕事もおしゃれも夢も。人生に迷ったらあの人に相談してみよう!
答えてくれるのは、ロックバンド・オワリカラのタカハシヒョウリさん。
↑ミュージシャン時のタカハシさん
↑特撮おタク時のタカハシさん
☆これまでの処方箋一覧はコチラ!
今回は、ジューンブライドにぴったりなこの話題。
めっちゃ招かれてる今こそ!
6月は友達の結婚パーティに3回も呼ばれているので、いい出会いとかないかな~とほんのり期待しています。みんな気合を入れておしゃれして来るので難しいかもしれませんが、パーティの場で”おっ!”と目を引く女性になるにはどうしたらいいですか?(もともとの美人は除く)。(りちゃさん・30歳)
ーたしかに女性はけっこう、こういう場では出会いを求める人は多いと思います。
「男性でも多いと思いますよ。だって目の前で結婚してるわけじゃん。結婚してェ~!って気持ちが双方一番高まってる時だと思うから、伴侶を見つけるには最高の場ですよ。だからこの場に気合を入れて臨むのは、圧倒的に正しいと思う!」
―よかったです。で、どうしたらいいですかね?
「そもそも僕が結婚式にあまり行かないんだけど、少ない経験の中から導き出される”おっ!”と目を引く方法はいくらでもあると思う。それがモテるかどうかはまた別問題だけど」
―ちなみに言ってみてください。
「新郎新婦の写真が印刷されたTシャツ着るのが一番いいんじゃない?」
―みんなキレイにおしゃれして来てるって言ってるじゃないですか!!(笑)
「でもやっぱり、ちょっとみんなとズラすしかないんだよ。めちゃくちゃ泥酔する。”おっ!”とは思うでしょ?」
―”おっ!?!?”とは思いますけどもね…。
「でもさ、有象無象のキレイな人たちに混じった中だったら、よかれ悪しかれ”おっ!”と思われることがまず第一だと思うよ?」
―いやぁ、そうなんですけど、いい”おっ!”が欲しいですよ。限られたこの2時間で!
「いい”おっ!”かぁ、そりゃそうだ。あ、号泣する! 結婚式の内容に異常に感動してる人。少なくとも印象には残るよね」
―あぁ~! たしかに。いいか悪いか別にして、目には入りますね。
「だし、声かけやすくなるよね。”さっき、めっちゃ泣いてましたよね?”って」
―なるほど! 声のかけやすさを自分から演出するんですね。
「そう! あとはやっぱり、物こぼすのがいいんじゃない?」
―出た~(笑)。レストランの店員さんに恋した時もおすすめされていましたが(笑)。
「とにかく派手にこぼす! そしたら”さっきこぼしてましたよね、大丈夫ですか?”って声かけやすいし、女性だって”そうなんです、テヘ”みたいな感じで会話になりやすいでしょ。赤ワインをドレスにバーン!ってこぼして、そのあともずっとそのまま過ごす」
―うわ~…身体張りますね(笑)。
「こういうのって会話のきっかけが最重要じゃないですか。何かしら1個あるだけで、出会いの可能性はぐっと広がるよ。だって、もしかしたら“おっ!”って思われてても、声かけるきっかけがなかったせいで何も起きなかった、って可能性だって全然あるからね」
―なるほど! すでに”おっ!”と思われてるかもしれないと。それはきっかけがないのはもったいないですね。
「そう。だからめちゃくちゃ派手な失敗を1個やる。ウェディングケーキに突っ込もう。そしたら”突っ込んでましたね!?”って絶対声かけられるよ」
―新郎新婦、大迷惑!
「まぁ、それは冗談として、ワインこぼすくらいならさ。自分が飲むはずだった1杯をスマートに自分に掛けるだけなら、そんなに周りに迷惑もかからないし。前日までこぼし方の練習しといたらどうかな? 床は汚さずに自分の服だけにかける、完璧なこぼし方」
―(笑)。
「やっぱりその瞬間に一言交わすか交わさないかが大事だよ。だってその時を逃したら、もう一生会わないかもしれないからね」
―そうですね。しゃべりやすさを醸し出すのに徹すればいいんだ。