こんにちは。arモデルエディターの矢野詩織です。

夏といえば、花火!写真を撮る人も多いと思うのですが、ほんの少しのテクニックでグッと幻想的な写真を撮ることができます。

美大出身(多摩美術大学)と大手ビジュアル制作会社に勤めていた知識を生かして、今回、夏におすすめしたい花火の撮り方をご紹介します。

長時間露光でアーティスティックな写真を残そう

今回ご紹介するのは、iPhoneの機能と一眼レフを使った長時間露光。シャッターを開いた状態に長時間保つことで、車のヘッドライトやテールランプ、星座、ホタルなどの光の軌跡を写す方法です。

高画質で撮るには、一眼レフやミラーレスカメラ、コンデジがあれば、撮影ができます。三脚があると更に良いです。

手軽に長時間露光の効果を写真で楽しみたいなら、iPhoneの機能を使ってみましょう。

まずは手慣らし!iPhoneの機能で写す長時間露光

こちらの写真が、私がiPhoneの機能を使って撮影した写真です。

被写体には、ペンライトで空中に円を描いてもらいました。

iOS 11のLive Photosの機能を使い撮影します。

①次に保存された写真を開き、矢印のように画面をスワイプするとエフェクトが表示されます。

②長時間露光を選択。これであっという間に長時間露光の写真が完成です。

プロ顔負け!一眼レフで長時間露光してみた

こちらの写真が、私が長時間露光で撮影した花火です。カメラは、一眼レフで手持ちの状態です。

光の軌跡の撮影は、シャッタースピードを2~3秒に設定してもらうといいです。

被写体には、手持ち花火を持ってもらい、空中で円を描いてもらいました。

ちなみに今回のカメラの設定は

① 本体をM=マニュアル撮影に設定(キヤノン、ソニー、ニコンなどメーカーで同様)夜間の撮影は、基本的にマニュアル撮影をおすすめします。

② シャッタースピードを2~3秒に設定。(周囲がかなり暗い場合は5~10秒など時間を伸ばしてください)

打ち上げ花火や手持ち花火も長時間露光で撮影するだけで、アーティスティックな写真に仕上がります。

また、都内では手持ち花火ができないエリアが多いので、ペンライトの代用も可能です。好きなかたちや文字をシャッターが切れるまで、空中に描き続けると光の軌跡がくっきりと写ります。

同様のやり方で、車のヘッドライトやテールランプの軌跡もかっこよく撮れるので、花火撮影の練習にいいかもしれません。

上級者なれば、三脚を使ってホタルや星座の軌跡の撮影に挑戦してみてください。この撮り方を覚えるだけで、グッンとカメラが楽しくなりますよ。

カメラのテクニックを身に着けて、今年の夏は例年以上に素敵な花火の思い出を残してみてください。

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