今宵も受け止めますよ
さあ、今週もみなさんやってきました。
お仕事、学校などなど、
日々にお疲れ気味の女子たちの心を癒す連載
【ティモンディ前田裕太の乙女心、受け止めます!】
今宵のテーマは
「男性がなかなか‟好き”と言葉にしてくれない問題について」
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愛情表現は難しい。
意中の相手に好きだと伝えるのは全集中の呼吸が必要なほどエネルギーを要する。
そのくせ、ニュアンスによっては全然伝わらなかったりするし。
過去には、好きだと言っても、ハイハイと遇らわれる事も、好きって言えばいいと思ってるでしょ、と当時懇ろな仲だった乙女に謎の叱咤を受けたこともあった。
単に口にすればいいというものでもないのだろう。
言葉というものは難しい。
実家で何が食べたいか親に聞かれた時に、「チャーハンでいいかなあ」と軽く答えると「チャーハン“が”良いだろ。オタンコナスが!」と叱責されたりした。
晩ご飯は唐揚げにするね、と言われた時に「ピュ〜。悪く無いだろう」と口笛混じりに言った時も「悪く無いだろう?偉そうに!良いと思う、って言いなさい!ポカホンタスが」とディズニーの名作を罵るように言われたこともあった。
伝えたはずが伝わらない…それがLOVE…
こちらはそんなつもりがなくとも、言葉とは口にしている本人と受け取り手に意味の誤差が多々生じるのだ。
逆も然りで、もし好きと口にしてくれていても、読者諸姉の思うニュアンスで口にしてくれているのかどうかは分からない。
であるのであれば、相手に好きと言うことを求めるのは推奨されない。
愛情表現は相手に求めるものでは無く、きっと自らがするものである。
悪い言葉を言うと悪い言葉が返ってくるし、良い言葉を言えばいつかはそれが自分へ返ってくる。
こだまでしょうか、いいえ誰でも。なんてACのCMで言ってたような気もするが。
兎に角、愛情表現は見返りを求める行為ではない。
それが分かったうえで相手へ伝え続けたら、いつかきっと相手からも返ってくるのでは無いだろうか。
堀北真希さんを射止めた山本耕史さんのエピソードだってあるし。
かく云う私も、私のことを好きだと言ってくれる人が好きだし。
自分のことを一番愛すべきは自分だと思いながらも、歪み育ってしまった、ひねくれた精神を自身で愛するのにも限界がある。
恥ずかしながらも、愛でてくれ、という感情が心の奥底にあるのだ。
相手が好きって言ってくれないのであれば、山ほど愛情宅急便を相手の家へ送りつけて、自らの自宅にも届くのを待つべし。
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なになに?
「もっと前田さんに受け止めてほしい」?
乙女たちよ。
今すぐ、溢れんばかりの乙女心をもっと
前田さんに受け止めてもらおうじゃないか!!