みなさん、こんにちは!
絶景プロデューサーの詩歩です。
暖かい日が増え、春の陽気を感じますね。もう間もなく、絶景シーズン・春がやってきます!
今回のテーマは、「笑顔で彼と春を迎えたい。先取りしたい桜に埋もれる日本の絶景」
桜が見られるスポットは全国にたくさんありますが、ロケーションにより時期や見え方は様々。
どこもお気に入りですが、中でも私がおすすめしたい5か所をご紹介します!
桜×菜の花で生まれる乙女な絶景にうっとり♥
①西都原古墳(宮崎県西都市)
広い平地に3~7世紀につくられた古墳が300基ほど点在しており、その隙間を縫うように桜が咲いているのがこの場所。
桜と同時期に菜の花が開花するので、一面ピンク×黄色の光景を見ることができるんです!
桜はもちろん美しいですが、個人的には菜の花畑の広さにびっくり! 想像の10倍以上はありました。
この写真を撮ったのは、2018年3月30日。
半袖のワンピースにGジャンで十分なくらい春が早く訪れた年でした。
今年も暖かくなるのが早ければ、このくらいの時期に満開になっているかもしれないので早めにチェックを!
はるか昔の人々が生活していた場所で、数十世紀後に自分が桜を見ている……なんだか、ロマンを感じませんか?
横穴式古墳の中に入ることもできるので、歴史好きのカップルには特におすすめです!
【アクセス情報】
・羽田または成田空港から宮崎空港 約120分
・宮崎空港から車で約50分
目黒川より空いてる!? 川沿いの桜を堪能できる㊙スポット
②恩田川沿いの桜並木(東京都町田市)
東京と神奈川の県境にある恩田川。川沿いに、ソメイヨシノが400本程並んでいます。
最寄りのJR成瀬駅からは、歩いて10分程の好アクセス!
私は昨年の4月3日に訪問しました。
目黒川の桜に似たイメージですが、断然空いているし川の水もキレイです。
桜並木は数キロにわたり、橋の上から見下ろしてみたり、川に降りて見上げてみたりといろんな見方で楽しむことができます。
歩道をゆっくり散歩しながらお花見するのも良いですね!
近くにカフェがあったので、散歩に疲れたらひとやすみも。
平日に行ったから、というのもありますが、「こんなに空いていていいの!?」というほど人が少なく、ゆっくりお花見を楽しむことができました。
まだあまり知られていないスポットなので、今のうちに行ってみましょう!
【アクセス情報】
・東京駅から成瀬駅 約1時間
・成瀬駅から徒歩10分
鳥居×桜が織りなす幻想的なムードに酔いしれて
③東蕗田天満社(茨城県八千代町)
鳥居×桜、という珍しい光景を見られるのが、ここ。
茨城県にある、知られざる桜スポットです。
東蕗田天満社は、菅原道真が祀られた学問の神様。1288年に京都の北野天満宮より分祀されています。
200m程の裏参道に約40本の桜が並んでおり、まっすぐ続く道の先に鳥居が!
夜は桜がライトアップされ、なかなか見ることのできない雰囲気を作り出します。
ここの特徴は、桜が散り始める時期も美しい光景が見られるということ。
参道にピンクのじゅうたんがひかれ、ギリギリまで美しい光景を見せてくれます。
少し辺鄙な場所にあり電車の本数も少ないため、公共交通機関で行くのは少したいへん。
なるべく車で行くのがおすすめです。
【アクセス情報】
・東京から車で約1時間
一度は見てみたい!水面がピンクで染まる「花筏」
④弘前公園(青森県弘前市)
ここは、お花見スポットとして全国的に有名な場所。公園には弘前城がそびえ、広大な敷地の中にたくさんの桜が植えられています。
ここでは、城の外堀に桜が散ると「花筏」という光景を見ることができます。
水面が真っピンクになるのでインパクトが強く、外国人にも大人気の桜スポット。
桜が満開の時ではなく、散り始める頃を見計らって行ってみてくださいね!
おすすめは、満開の日から2~3日後。早ければ4月下旬、遅ければ5月中旬頃までこの光景を見ることができます。
ここは外周約3キロもあるような大きな公園なので、良いスポットを歩いて探してみるのも楽しそうです。
また、弘前公園は夜桜も有名。風がなければ水面に桜が反射し、こんな幻想的な光景を見ることができます。
花筏の見頃にあわせていくと、夜桜は少し散りぎみではあるけれど、それでも十分キレイ!
お祭り期間中は出店がたくさん出るので、ピクニック気分で楽しむのも良さそうですね!
是非、一泊して昼・夜で表情を変える桜を見てみてください。
私が行ったのは2015年頃で、まだ写真を撮り始めたばかりの頃。
あまり同じ場所に何度も行くことは無いのですが、ここはもう一度リベンジに行きたい場所です!
【アクセス情報】
・東京駅から新青森駅まで新幹線で約3時間20分
・新青森駅から弘前駅まで特急つがる約30分
・弘前駅から車で約10分、または徒歩30分
乗り遅れた人注目!遅咲きの3000本の桜が美しすぎる・・・
⑤桜峠(福島県耶麻郡)
ここは、5月まで桜を見ることができるスポット。
標高が高く、遅咲きのオオヤマザクラが植えられているため他のエリアよりも長く桜を楽しむことができます。
4月までに桜を見逃した方は、是非こちらへ♪
桜峠は、まだまだ新しい桜スポット。2001年に愛子さまの誕生を祝し、約3000本もの桜が植樹されたのが始まりです。
バス停から歩き山の斜面に広がる桜並木を抜けると、突然この景色が現れます。
いきなり眼下に桜が広がり、あまりの美しさに言葉を失ってしまうほど!
桜の木がまだ若くて小さいので、あと1~20年経てば更に圧巻の光景になるのでは……!
桜峠に向かう途中には、裏磐梯を代表する観光スポットの五色沼が。
エメラルドグリーンに光る湖面がとてもきれい!
桜峠と併せて立ち寄っていただきたいスポットです。
桜峠の1番の見時は、夕方。私は日帰りの電車&バス旅だったので、日の入りを待つことができませんでした。
もし行かれる場合は、時間に余裕を持ち1泊で行ってみてくださいね!
【アクセス情報】
・東京駅から郡山駅まで新幹線で約70分
・郡山駅から猪苗代駅まで磐越西線で約40分
・磐梯東都バスで約60分、ラビスパ裏磐梯で下車
1年続いたこの連載も、今回が最後。寂しいですが、1年間ありがとうございました!
またどこかでお会い出来たら嬉しいです♡
InstagramやYouTubeで今後も絶景情報を発信し続けていますので、よかったら見てみてくださいね!
詩歩(Shiho)
「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサー。
世界中の絶景を紹介するFacebookページ「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」を運営し、70万以上のいいね!を獲得し話題に。 書籍『死ぬまでに行きたい!世界の絶景』シリーズを出版し累計60万部を突破。新刊「死ぬまでに行きたい!世界の絶景 ガイド編」も絶賛発売中❤
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Text:堀越 愛