おタク男子が世のおフェロ女子に物申す！
読者の乙女なお悩みに、バンドマンでおタク男子の彼が思いもよらない変化球で答えます。
恋も仕事もおしゃれも夢も。人生に迷ったらあの人に相談してみよう！
答えてくれるのは、ロックバンド・オワリカラのタカハシヒョウリさん。
↑ミュージシャン時のタカハシさん
↑特撮おタク時のタカハシさん
☆これまでの処方箋一覧はコチラ！
今週も、先日大好評いただいたインスタライブ・お悩み生相談の模様を振り返り！
今週は、哀愁漂う(?)こんな名質問。
本当にモテたいんですけど！
実際モテないのにモテそうとよく言われるんですけど、どうやったら本当にモテますか？
「なるほど(笑)。面白い質問ですね」
ーこれは思い当たる人、けっこういるかもしれません。
「”モテそう”って、一応褒め言葉ではあると思うんですけど、本当にやっかいな言葉だよね。法律で禁止してほしいよ。まず前提として、絶対モテなさそうな人には”モテそう”って言わないじゃないですか。ちびまる子ちゃんのみぎわさんに花輪クンは”キミはモテそうだねベイべ～”とは言わないし、サザエさんのカツオも花沢さんに言わないわけで。やっぱり、実際にちょっとだけでもモテそうな人にしか言わない言葉ではあると思うんですよ」
―はい(笑)。
「でも、それはやっぱりモテ”そう”なんだよ。”あなたっていいよね”じゃない！ モテそうだなと思う魅力は感じるけど…でも！っていう時なんだよね」
―ほう、なるほど。でも！ですか…。
「たとえばさ、曲聴いた時に”この曲よさそう！”とは言わないじゃん？」
―ハハハハ！
「”この曲、よさそう～！”って言ってる人、絶対その曲に興味ないじゃん！ だからやっぱ、すごく遠いんですよ、”モテそう”という言葉は。自分とは別世界の存在に対して言う言葉なんですよ」
―なるほど!! そういうことか～！
「だから”モテそう”って言われる人というのは、ガードが堅い人だったり、すごく距離感がある人だったりすることが多いと思うな」
―あぁ、自分と同じ世界の人と見なされていないと。
「そう。別世界にいる、なんかよさそうだけど関係ねー人、っていう意味で言ってると思うんだよ。もちろん悪い意味では全然ないから、すごくもったいない言葉だよね。というのも、モテそうって言ってるってことは魅力は感じてるのに、同時に距離も感じてるということ」
―わぁ～、魅力と同時に、距離。
「逆に言ったら、“モテそう”を“いいね”に変えられれば、あなたは本当にモテるようになる！ということですよ。それはやっぱり距離の問題だと思う。ガードを下げることだったり、距離感を縮めることが大事ですよね。何かしらプライドが高かったり、全員にいい顔しちゃったり、よくある”いい人止まり”っていうのも同じ感じかな。だから自分から一歩詰めていく勇気さえあれば、”モテそう”は”モテる”に変えられる可能性のある金脈になる！」
―納得です。お見事!!
