こんにちは、アナイスです。

最近、良いことはありましたか? 忙しい日々を過ごしていると、なんだか疲れてため息ばかり。特別楽しいこともないし、運がいいわけでもない。同じような生活を繰り返しているだけ……そんな風に感じている方は、実は身近の幸せに気づけていないだけかもしれません。

私たちはときどき、誰かのもとに来た派手で大きな幸せに目を向けて、自分の周りに起きたささやかな幸せを忘れがちになってしまう。

幸せと言っても、大なり小なりあります。大きいけど、たまにしか感じない幸せ。小さいけど、頻繁に感じられる幸せ。後者の方が毎日をより豊かにしてくれる気がしませんか?

今回はそんな小さな幸せをどのように意識して見つけていくのか、そして幸せを感じやすくなるにはどうしたらいいか、ということを書きたいと思います。

STEP1:自分にとっての幸せを見つめ直す

そもそも、私たちって自分にないものばかりねだってしまいますよね。

「幸せになりたい」と考える時も同じで、ある日突然何か大きなことが起きてほしいと想像しがち。宝くじが当たってほしい、ハイスペックで優しい彼氏が欲しい、完璧な顔面と身体になりたい、とか。

でもそれって、本当に自分が望んでいる幸せなのでしょうか?
実際にそれらの幸せを目の前に出されたとして、心から喜べるのでしょうか?


自分にとってどういう状態が心から幸せを感じられるのか、しっかり見つめ直すことがまずは大切です。

もしも、誰かに「あなたにとって幸せとは?」と聞かれたら、即答できるくらい“私にとっての幸せの定義”を見つけられるといいですね。

STEP2:小さな幸せを見逃さず、しっかり噛みしめる

STEP1で分かった、自分にとっての幸せの定義。例えば仕事終わりにビールを飲んだ瞬間に感じる爽快感、湯船に使って手足の先までじんわりする瞬間、少し肌寒い日曜に昼過ぎまで布団の中でぬくぬくできること、など挙げ出したら結構あるものです。

そういう小さな幸せを感じるたびに、スルーしない!
少しくどいかもしれませんが、「今私、幸せです!ありがとう、布団!」と心の中で呟くぐらいしましょう。

「今あのイケメンと目があった!眼福!ありがたい!」

「お釣りが新500円玉でピカピカ!サンキューコンビニ店員さん!」

「諦めていた電車に乗れて、余裕を持って駅につける!最高!」

こんな具合でいいので、心の中で感じた小さな幸せを噛み締めましょう。

それから、幸せを感じた時、周りにいる人や幸せの対象に感謝の気持ちを感じることも効果的です。 そうすることで、どんな些細なことでも当たり前ではないという感覚を肌で感じられるし、何より「ありがとう」が内側から出やすくなる。

これって、実は何よりもポジティブなことだと思うんですよね。あなたが「ありがとう」と伝えたことで、相手の小さな幸せに繋がるかもしれない。

この、あなたが幸せになったことで周りの人も幸せな気持ちになれる“小さな幸せの循環”が生み出せたら、とても素敵なこと。

だから心の中に留めず、時々は声に出して幸せの対象に向けて感謝の気持ちを伝えてみましょう。

STEP3:小さな幸せを書き留めておく

人とは忘れる生き物。その瞬間に幸せを感じたことも、少しして嫌なことがあれば塗り替えられて、気がつけば覚えていないなんてこともあります。

すると、「なんだか最近良いことないなあ」となってしまうわけです。本当は良いことあったのにね!

そういう時、私個人がいいなと思ったのは小さな幸せを忘れないようにジャーナルなどに書き留めておくこと。こうすることで、まず自分が幸せを感じた回数が可視化されます。次に、STEP1にも通じるのですが、自分にとって何が幸せかもわかりやすくなってくる。

そして、振り返りながら読んでみると、「私結構いいことあるじゃん〜」と自分を不幸に感じることも減る。

小さな幸せが貯まっていくような感じがして、ポジティブになるし、ハッピー体質になりやすい習慣だと思うのです。

自分にとっての幸せを、自分なりの感じ方で。

大事なことは、まず幸せの大きさを気にしないこと。どんな些細なことでも、気分が高揚したらそれはある意味、「幸せ」です。

そして、周りの人が定義する幸せじゃなくて、“私にとっての幸せ”を大事にすること。その人にとって何が幸せかなんて、人それぞれです。

それに自分の幸せを大事にすることは、自分自身を大事にしていることにもなりませんか? あなたがその時々感じた感情を無視せず、抱きしめてあげて、日常の小さな幸せでご機嫌ガールになっちゃいましょう!

アナイス