「SNSで話題になっていて試した」「テレビで紹介されていた」そんな美容テク、あれやこれやと試しすぎていませんか…?

じつはそのテク、あなたの肌を劣化させる恐るべきNG美容かも…

そんな人にこそ見てほしい!美容外科医 であり、美容皮膚科医でもある上原恵理先生が「みんなが驚く意外過ぎる美容NG」についてズバリと語ります!

そんな連載初回のテーマは「こすらない美容」

 

 

はじめまして。虹の国からやってきた愛の妖精えりりんです。

皆さんに「コスパよく美肌を目指すための正しい美容」を広めるべく奮闘中の18歳(設定)です。以後お見知りおきを♡

第一回のテーマは「美容の基礎はこすらない!」

皆さんも美容に関する記事や本を読むと、「優しくマッサージしましょう」「くるくる揉みこみましょう」なんて表現、当たり前のように目にしてきたでしょう。刷り込みっていうのは怖いもので、それが美容の大失敗ケアのはじまりということを皆さん知らない…。

日々の努力が実は自分の肌を劣化させる「肌自殺」

スキンケアを頑張りすぎて大惨事になってしまった方を日々の診療でよく見かける私が、皆さんにお伝えしたいことは「お肌はこすらない!」ということ。

なぜこすってはいけないのかでしょうか?

「こする」「もむ」「たたく」「のばす」すべてがNG!

それは、皮膚というものはありとあらゆる刺激が原因となって劣化するから。皮膚の劣化の最大の原因は「日焼け」と医学の世界ではされていますが、それに続くものが余分な刺激「こする」「もむ」「たたく」「のばす」これらは全て皮膚の刺激になり、その結果皮膚が炎症を起こし、皮膚の防御反応として「メラノサイト」というシミの親玉から、「メラニン」というシミの元の黒い粒が放出されます。

これは日焼けをして皮膚がダメージを受けると皮膚の色が黒くなることと同じなんです。

繰り返される皮膚への刺激はこうして将来のシミやくすみにつながります。そればかりか、皮膚が伸び縮みすることは皮膚の「ハリ」を支えているコラーゲンやエラスチンの構造を破壊します。

ベッドのマットレスの内部のスプリングが壊れればマットレスがへたりますよね

同じようにコラーゲンやエラスチンの構造が破壊された皮膚はハリがなくなり将来のたるみやしわにつながるのです。


えりりんちゃんねる【医師 上原恵理】 「【正しい洗顔方法】こすらずガングロメイクは落とせる?」より)