こんにちは!ar モデルエディターの矢野詩織です。今年は真夏のお出かけに、定番の避暑地や観光地ではなく、「ジャパンクリプトツーリズム」をおすすめしたいと思います。

日本では、まだ聞き慣れないクリプトツーリズムとは、アメリカで生まれた観光学で、妖怪、怪物などの伝説を使って観光地化するプロデュースの手法です。

コロナの影響でアマビエ様が話題になるなど、最近、妖怪についてのニュースが多いですよね。実は、日本各地には、まだまだ知られていない妖怪にまつわるスポットがたくさんあります!

今回、ゲゲゲの鬼太郎世代の私がこれから行ってみたい、鬼太郎のキャラクターにまつわる妖怪スポットをご紹介したいと思います。

【東京】水木しげる先生の第二の故郷! 鬼太郎に会いに深大寺へ

まるで郊外の避暑地を訪れたような美しい自然が残る、調布市深大寺。

実は私、大学生から社会人になるまで約8年間、調布に住んでいたので、深大寺は大好きな場所の一つです。


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自然豊かな深大寺の参道には、水木ワールドを体現した「鬼太郎茶屋」があり、カフェやギャラリー、ショップで妖怪の世界を体験できます。

さらに、深大寺はお蕎麦が有名!参道や散策コースには、たくさんお蕎麦屋があるので、参拝した後にランチするのもおすすめです。

【関連URL】鬼太郎茶屋

【鹿児島】一反木綿のふるさと! 滝に癒やされるひんやりスポットへ

JAXA内之浦宇宙空間観測所があり、ロケットの打ち上げで有名な鹿児島県肝付町。実は、一反木綿の故郷とも言われています。

中でも、一反木綿の伝承が残る地域には、夏場の人気観光スポット「轟の滝」があります。マイナスイオンたっぷりな滝周辺は涼しく、整備された水辺では、水遊びもできるそう!


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ちなみにぬりかべは、九州北部に伝わる妖怪で、福岡県が故郷と言われています。一反木綿もぬりかべも九州出身なんですよ。

【関連URL】肝付町観光局

【高知】四国の山奥、子泣き爺の故郷は妖怪村として有名に!

子泣き爺の故郷と言われる、徳島県三好市山城町。国の名勝地、大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)と呼ばれる絶景の渓谷があり、大歩危峡舟くだりやラフティングを体験できる夏に人気の観光スポットです。

ここには、昔から数多くの妖怪伝承が残り、妖怪村として注目を集めています。


photo by oobokeyoukaimura.localinfo.jp

2008年には、水木しげる先生が会長を務める世界妖怪協会から後世に遺す怪遺産として認定を受けており、妖怪好きには聖地のような場所です。私もこの夏、訪れてみたいスポットの一つです。

【関連URL】山城・大歩危妖怪村

現在まで語り継がれた妖怪たちは、今では、地方のまちおこしに一役かってくれています。

今回、ご紹介した場所以外にも、鳥取県の水木しげるロードや、座敷わらしやカッパ淵で知られる岩手県の遠野、天狗の山として有名な京都の鞍馬山や、狐が化けた栃木県の殺生石など…、まだまだ全国各地に、妖怪にまつわるスポットがたくさんあります。

今年の夏は、心も体もひんやりする日本の妖怪スポットに出かけてみてはいかがでしょう。

 

矢野詩織

Instagram:@shiori_styling