ティモンディ前田裕太が今週も皆さんの乙女心を受け止める時間がやってまいりました。
お仕事、学校などなど、

日々にお疲れ気味の女子たちの心を癒す連載

【ティモンディ前田裕太の乙女心、受け止めます!】

今宵のテーマは
「人としては好きだけど、恋愛的には好きなれない…なんてことない?」について。

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いつでも愛はどちらかの方が深く、切ない。

自分と他者との関係において互いが同じ量の愛を感じることはなく、

常に一方の方が深い恋愛感情を抱いていて、切ないものなのである。

と、岡本太郎が言っていた。

確かに、相手から愛が伝わって来ないと

独り相撲で虚空に張り手している気持ちになるだろう。

付き合っている相手が素っ気なかったり、

片思いの相手からその気を感じなかったり、

まーきのって首を傾げて呼んだのに一切反応がなかったりすると、

要は気持ちの一方通行は寂しい。

確かに一理ある。

ただ、恋愛は幸せになれるチャンスなどではない。

一人の人間を好きになる。

私はそれを意志だと思う。

好きな相手が自分に興味ない場合、それで好意が無くなってしまうなら、その程度の気持ちだろうし、

その自分本位な意志で懇ろな関係に至らなくて幸運だっただろう。

そんな恋愛の行く末がハッピーエンドな無い。

恋とは意志。自分が好きという気持ちがあるだけで充分。

相手が自分のことを好きではないとして、一体それがなんだというのだろう。

「私がきみを愛しているとして、きみがそれとなんの関係がある?」

と、ゲーテも言っていた。

引用ばかりでねぇか、ちみ。と外野から聞こえてくるけれど、

まさに私と同じような考え方を彼もしている。

むしろ私を令和のゲーテと呼んで欲しい。

逆に、相手が自分のことを好いてくれているけれど、自分が恋愛感情を持てない場合。

それも、相手が恋愛という意志を自分に対して持ってくれているだけ。

その意志は否定するものではないし、こっち側の脈がないからと言って遠ざかる必要がない。

わざわざ素っ気ない対応をするものでも無いし、変に意識しなくても良い。

付き合いたいという相手の気持ちに応えられないからといって、

その人と仲良くしてはいけない理由にはならないからだ。

ただ一点、好意を利用して相手の気持ちを弄ばないように留意されるべし。

他者の気持ちを蔑ろにした場合には、その責任は甘んじて受け入れなければならない。

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