おタク男子が世のおフェロ女子に物申す新連載!
読者の乙女なお悩みに、バンドマンでおタク男子の彼が思いもよらない変化球で答えます。
恋も仕事もおしゃれも夢も。人生に迷ったらあの人に相談してみよう!
答えてくれるのは、ロックバンド・オワリカラのタカハシヒョウリさん。
↑音楽家時のタカハシさん (c)勝永裕介
↑おタク時のタカハシさん
「僕は普段はミュージシャンでオタクですが、最近受けたインタビュー(前編・後編)でおフェロ女子のみなさんの生態を知って、かなり興味津々です。みなさんの生活圏内にあまりいないであろう僕みたいな人間ならではの目線が役立てばいいなと思っています。なんでも聞いてください!」
さっそく恋のお悩みからスタート!
Q 仲のいい友達の彼を好きになってしまいました。
大学時代からの友達のchieちゃんが付き合い始めた彼がすっごく魅力的な人で。後ろめたい気持ちはあるけど、やっぱり好きだから…いっちゃっていいと思いますか?(YUMIさん・24歳)
「それの何が悪いのかって逆に思うけどねぇ」
−いやいや、だってこれいっちゃったらYUMIさんは悪女決定じゃないですか。女友達に嫌われるリスクってやっぱ怖いし、できるなら嫌われずに穏便に横取りしたいっていう…
「あ、それは無理っす。気持ちっていうのはお互いが出し合うものですから。それを理解できないならYUMIさんはいくべきではないね」
−出し合う? どういう意味ですか?
「YUMIさんはchieさんの彼を好きになった、その感情を表、公に出そうとしてるわけだよね。するとchieさんは当然、YUMIさんのこと”何してんのよ、泥棒猫!”ってなるわけですが、自分は気持ちを出すくせに、chieちゃんには嫌な気持ちを表に出してほしくないっていうのは、それはフェアじゃないでしょ」
−なるほど…!
「きっとYUMIさんはchieさんの周りの友達とかからも総じて嫌われたりすると思いますけど、それは全員が気持ちを出した結果です。自分が出せば、相手も出す。それが怖いなら、やめといたほうがいいです」
−けっこう覚悟がいりますね。ちなみにこの相談には続きがありまして。”ここだけの話、chieちゃんより私のほうが可愛いと思うんで、いけばイケるような気がしてて…”と。
「それは…めっちゃいったらいいと思いますよ(笑)」
−chieさんが切なすぎます。もうこの状況でchieさんにできることはないんでしょうか。
「自分より可愛い子が自分の彼氏を狙ってる時? それはもう邪魔できないんじゃないですか? 止められないよ」
−やっぱ男の人って顔なのかァ!?
「いや、この状況で顔だけで決める男はあんまいないと思うけど(笑)。chieさんが変に裏工作とかしてるのがバレてもしょっぱいだけだし、これはもうしょうがない。でもこういう時にこそ、日頃の行いが試されるんじゃないですか?」
−日頃? ピンチな状況で焦るようじゃ遅いってことですか?
「そうです。つまりchieさん、この時点ではあなたにはもうできることはないです。残念ながら。でも、今この記事を読んでいるそこのアナタはラッキー。こういう事態を予想できたわけだから、日頃からちゃんと彼のことを大切にしていきましょう!」
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