「同棲すれば大好きな彼とずっと一緒!」楽しみにしていたはずの同棲生活もいざ始めてみたらぶつかってばかり…。一緒に暮らしているのに自分のコトに夢中になる彼の心理を DJあおいさんに教えてもらいます。

男は同じ空間を共有することを求め、女は同じ時間を共有することを求める

例えば料理にしても、女性としては『一緒に作りたい』という人が多い傾向なのですが、男性は『一緒に』というのを嫌う人が多いです
べつに料理をすることが嫌いなわけではないけど、作るのなら一人で作りたい、自分に任せてほしい、スゲーの作ってやるから、という人が多い傾向ですね

自分の部屋で「過集中」男はそれしかしていない

同棲している部屋にもよりますが、お互いの個別の部屋がある場合、男性は自分の部屋にこもりがちです、では奴らは一体部屋で何をしているのでしょう?
といっても、べつに大したことはしていないんですけどね
漫画を読んだり、ゲームをしたり、スマホをいじったり、テレビを観ていたり、ほぼ中二と同じ生態をしているわけですが、奴らはそれ等に驚異的な没入をしているんです
漫画を読めば漫画の中に、ゲームをすればゲームの中に、スマホをいじればスマホの中に、テレビを観ればテレビの中に、肉体だけ現世に残して、精神は丸ごとあっちの世界へダイヴ、ちょっとしたマトリックス体験をしているんですよ
過集中とでも言うのでしょうか、その没入感が快感なのでしょう

だからゲームをやっている最中や漫画を読んでいる最中に話し掛けたりするとガン無視したり、『は!?』とチョイギレしたりするのでしょうね
その世界に没入するまでにはプロセスがあり、それなりの労力を必要とするわけで、話し掛けて精神を呼び戻してしまうと、またイチから没入作業をしなければならない、それが若干イラッとするという心理ですね、まぁ知ったこっちゃないんですけどね
男性は一点集中タイプの人が多いので、個人行動は得意だけど団体行動は苦手
だから料理にしても家事にしても『一緒に』という共同作業に抵抗がある場合が多いんですよ

同棲=運命共同体ではない

彼等が同棲に望んでいることは4つの壁に囲まれたこの空間に一緒にいること、ただそれだけです
他には何も望んでいないというか、その他の同棲ごっこ的なラブロマンスは正直めんどくさいといった感じ

同棲しているからといって運命共同体になるのではなく『同じ空間に異なる人生が二つある』というのが理想の形、好きな人の人生を一番身近で感じていたいのでしょう、そのための同棲なのかもしれません

形としては『恋人』というよりも『家族』に近く、過度な干渉を嫌う傾向にあるので、同棲に淡いピンクの多大な願望を抱いている女性には合わないのかもしれません
その昔、誰か偉い人が言っていましたよ
同棲に恋愛は持ち込むべからず、独りで暮らすように二人で暮らせ』ってね

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