ティモンディ前田裕太が今週も皆さんの乙女心を受け止める時間がやってまいりました。
お仕事、学校などなど、日々にお疲れ気味の女子たちの心を癒す連載

【ティモンディ前田裕太の乙女心、受け止めます!】

今宵は明日に迫ったあの日♡について。

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ホワイトデーが嫌いだ。
バレンタインデーは迷ったらチヨコレイトを贈与すれば良いのにホワイトデーの返礼品には定番がないからだ。
それに、貰った物に対してお返しをするか否かは当人の良心に帰属するべきであってお返しをする日を強要されるのは過干渉が過ぎるではないか。
イベントという格好のつく包装用紙で包んだだけのお節介デーである。
日にちを定められなくとも、ちゃんとお返し渡すわ!と

誰に向けて良いのか分からない怒りの火柱で日夜頭の血を沸騰させている。
その昔、バレンタインにチョコを貰った友人に、入浴剤をお返しで渡したらホワイトデーを過ぎてしまったが故に「もうホワイトデー過ぎてたから貰えないと思った」と誰も救われない一言を言われたことがある。

確かに、バレンタインのお返しはホワイトデーに返すから意味があるのであって、それを過ぎた時点で、相手もホワイトデー当日にお返しは貰えなかったと少し残念な気持ちになるのだろう。

なぜお返しを渡したのに、少し残念な気持ちにさせてしまうのだろうか。
全てはホワイトデーを選定した人間に責任がある。
というより、プレゼントは本来見返りを求める行為ではないのにも関わらず、お返しの日が前提で存在するのがおかしい。
誰だこんなの考えた奴。
市中引き回しの末貼り付け獄門に処す所存である。

純愛だから「ホワイトデー」?え、それって後付けでは…?

そもそも、ホワイトデーという名前から気に食わない。
バレンタインデーのバレンタインは聖ファレンティヌスという聖職者の名前から来ているのだから、ホワイトデーも人の名前からとるべきである。

ホワイトがつく名前なんてサンリオのキティ・ホワイトか元ロッテの助っ人外国人ジョシュ・ホワイトセルしかいないけれどキティちゃんは人ではないのでホワイトセルが名前の由来であるべきだけれど、当然そうではない。

どうやら、「純愛」を意味する白色からホワイトデーと名付けられたらしい。
そんなバレンタインほど歴史的由来が名前にすらないのに、お返しの品を渡さねばならない日を定められてたまったもんじゃない。
小学校の頃、複数人からバレンタインの日にチョコレートを貰ったので、ホワイトデーにはお返しで、少ないお小遣いの中でお菓子のパーティーパックを買い、袋に入っていたアポロやマーブルチョコの小袋をチョコを貰った相手一人一人に渡したことがあるのだけれど、「お前には人を思いやる心がない」と咎められたこともある。

確かに、パーティーパックを片手に近づいてきて、中からチョコベビーの小袋を取り出して渡されたら、配布作業感が丸出しに思うのかもしれないけれど、なけなしのお小遣いで全員にお返しができる術を考えて血の涙を流しながら身を切ったのにその程度のお返しなら手紙も書いて渡せよとジャイアンの横暴のようなことを言われるイベントとなってしまった。

バレンタインは当人の意志で、一人に渡すことも出来れば多数人に渡すことも可能なのにも関わらず、ホワイトデーは、完全に貰ったパンチ分カウンターで返していかねばならないのは不公平だ。
この不合理極まる日をカレンダーから抹消すべく、ホワイトデー当日は、国会議事堂の周りをプラカードを持って抗議デモ行進する所存である。

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