ティモンディ前田裕太が今週も皆さんの乙女心を受け止める時間がやってまいりました。
お仕事、学校などなど、日々にお疲れ気味の女子たちの心を癒す連載

【ティモンディ前田裕太の乙女心、受け止めます!】

今宵は「追う恋と終われる恋、どっちがいい?」についてのお話。

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追う恋と追われる恋、どちらが良い?という問いがあるらしい。
そんな狩りじゃないんだから一方的に追うだの追われるだの物騒極まりないけれど、恋に夢中になっている時は物騒くらいが丁度良いのだろう。

私の周りには恋愛練達度の低い者たちばかり。
追われたい一心で砂浜を駆けて、振り向いて見ればそこには誰もいなかったり、逆にカブに乗って相手を追いかけ回したら殿方が蜃気楼と化してしまったり。

上手く駆け引きを遂行できた強者がいない。
あまり恋というものを距離感で話さない方がいい気もするのだけれど、私は追う恋は基本的にしない。

例えば、自分が意中の相手を追ってみた時に、相手が「うわ、追ってきてるんですけど。」とか「ママチャリで追ってきてるの??せめて車で追っかけてこいよ」とか思われたら恥死に値する。
恋人へのラブラブメールを親に間違えて送信してしまうくらいと言えばその恥ずかしさは分かってもらえるだろうか。

私が勇気を出して追いかけた結果、友達とかにLINEで内容を晒された日には、もう恋なんてしないと槇原さんに強訴することになろう。
それならば、気になった相手であってもいっそ距離感は埋まらなくても良いと思う。
幾ばくかの勝機を逃したとしても敗因は作らない。
私が戦国武将だったら天下を治めていただろう。
生まれる時代を間違えた気がする。

「私なんかと釣り合うと思った?」なんて言われたら…

2年前までは家の電気ガス水道というライフラインを全て止められていた私がいうのも何だけれど、なめられなくない。
私なんかと釣り合うと思った?とか、いや、無理だから。とか
自分自身に対して内心であっても傷つく言葉がかけられる可能性のある環境に身を置きたくない。

そう考えると、傷つくことを極度に嫌う私は追われる方が良い。
間違いなく消極的な理由であることは間違いないけれど。
ただ、追ってきてくれた所で、「いや、たまたまこの付近を歩いていただけでしょ」とか「すぐ別の城を攻めたくなるんでしょ」と疑心の塊を投げつけ、面倒な理由を並べて城門を開けずにいることになる。

酷い話なのは自分でも分かっている。
分かっているからたちが悪い。
ただ、こんなことを言っておきながら自分が傷ついても近付きたい!と思える例外と出会えないものかと矛盾している望みを抱いている節もある。

読者諸姉は、こんな面倒な男は掴まないことを願いたい。
追う恋と追われる恋、どっちが良い?と聞いた時に、うじうじと長く喋る男には注意されるがよろしい。

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