”恋するとキレイになる”って言うけれど…

『恋愛をしない』という選択肢が普通になっている今。でもやっぱり、いつかは素敵な恋をしてみたい…と思っている人もいるはず。どうせなら、自分自身も成長できるような【素敵な恋】がしたいけど、それって一体どういうもの? たくさんの人からモテることでも、ただただ経験が豊富なことでもない、”女性を美しくする恋”について、DJあおいさんに教えてもらいました。

恋愛=適量なら良薬、過剰摂取すると劇薬

恋愛って適量なら良薬ですけど、過剰摂取すると身を滅ぼしかねない劇薬ですよね
恋愛のせいで友達を失ったり、恋愛のせいで仕事を失ったり、恋愛のせいで生活がめちゃくちゃになったり、『恋愛=幸福』みたいなイメージもありますけども、恋愛の摂取量が多すぎて、不幸になってしまっている人もたくさんいます
恋愛至上主義って言うんですかね?
何はさておき恋愛を最優先事項にしてしまうと、恋愛以外のものがどうでもよくなってしまうんです

でも恋愛感情ってそんなに長く続くものじゃないじゃないですか、ばっちりと賞味期限があるのが恋愛感情で、いつかは消えてしまうものじゃないですか、どんな聖人でも燃えるような恋愛感情を持ち続けるって無理じゃないですか
その恋愛感情が消えてしまったとき、他に何も残っていないんですよね
友人との信頼関係、仕事での信用、充実した私生活、その全てがいつの間にか失われていて、未来なんてお先真っ暗になってしまうんです
そうなるとまた新たな恋愛を探し求めてしまうじゃないですか、またタチの悪いことにある程度恋愛に対する耐性がついてしまっているので、さらに依存性の強い恋愛を求めてしまうじゃないですか、その繰り返しで人は恋愛により堕落してしまうのですよ

恋愛の優先順位が下であるからこそ…

恋愛を最優先事項に据え置いていては身を滅ぼすだけ、恋愛の優先順位はもっとずっと下でいいんです
友人との人間関係、仕事での信用、私生活の充実、一人の女性として美しくあるために必要な生活のアレコレが最優先事項であって、恋愛はその下でいい
それらの最優先事項を支える縁の下の力持ち的な役割が恋愛であって、そこが正しい恋愛のポジションなんです

恋愛があるから、友人との関係もより楽しいものになるし、恋愛があるから、より仕事も精力的にできるし、恋愛があるから、一人の女としての私生活もより充実したものになるわけであって、だからこそ『女は恋をすると綺麗になる』という迷信が立証されるというわけです

当然、お付き合いする男性にも同じ優先順位を求めること
自分がその人の一番になることを求めないように、その人の生活を最優先にしてあげること
『私と仕事、どっちが大事なの!?』と言うめんどくさい女にならないように、むしろ彼が仕事そっちのけで恋愛にボケているようなら『仕事と私、どっちが大事なの!?』と叱ってあげられるような恋愛をしてください