ティモンディ前田裕太が今週も皆さんの乙女心を受け止める時間がやってまいりました。
お仕事、学校などなど、日々にお疲れ気味の女子たちの心を癒す連載

【ティモンディ前田裕太の乙女心、受け止めます!】

今宵は「女子会ならぬ男子会について」についてのお話。

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みんな色んな顔を持っている。
誰もがコミュニティごとにペルソナ(人格)を持っていて、場所が変われば立ち位置やキャラが変わったり、話す内容も相手によって大きく変わるだろう。

人前では何かを聞かれても、別に、と冷たく答える彼女も彼の前ではニャンニャンしたりするだろうし。
巷で女子会なる言葉が浸透しているけれど、恐らく単に人が集まるという意味合いでなく、乙女は乙女達と集うことで異性の目の無い場所のペルソナをつけて話せるからこそ女子会なる言葉が受け入れられたのだろう。

ただ、ある程度年齢を重ねている者たちの集いであるならば、少なくとも主語は女子ではなく淑女だろうとは思う。
だとすればレディースの集会と言う方が日本語として合っている気がするけれど、「この間レディースの集会に行ってきてさ」と言う言葉の響きから一抹の暴走族の香りがするために適切ではないのだろう。

自分の親にも身内にも読者諸姉にもレディースの集会には顔を出してもらいたくはない。
その会では、恋愛に関する相談や愚痴を交わし合うのが通例だと耳にしたけれど、悪口なんていくらでも盛り上げるのだからさぞ楽しかろう。

女子会ならぬ、男子会ではどんな話を?

では、男子会は何を話しているのだろうか。
想像に難く無いだろうけれど、たいした話はしていない。
真面な話もしていない。
仕事の話はするけれど、恋愛に関してもしも相談をしたとしても、デートにはどこに行くべきか、何を食べるか程度の話題だろう。
基本的には男同士で、どこへ行ってきて幸せだっただの、困らされただの話はしない。
恐らく、男性のみが集まったコミュニティでは、恋愛で四苦八苦している小者には思われたくないという見栄を張るのだろう。
もちろん例外もあるのだろうけれど、情けないもんで、大抵の男性は見栄を張って生きている。
野生の獣と異なり我々には知性というものを獲得しているのに、時間を確認するためだけの時計に何万もかけて他人に自慢したり、80キロも出さない癖に一丁前にスポーツカーを買って上等なエンジンを持て余したり普通に考えたら、馬鹿か阿呆か、馬鹿で阿呆としか思えない選択で身を固めているのは、大抵の場合は見栄のせいだろう。

なんだかこう考えると背伸びして少しでも大きく見せようとする奴ばかりだなあ。
見栄と虚勢で作ったハリボテのような人間にはなりたくないと強い意志を持っているのだけれど、毛嫌いし過ぎて、自己評価をする際に卑下し過ぎてしまうのが悩みでもあるのだけれど上記した通り、男は基本的には見栄の生き物。

余裕のある御令嬢達は、その姿が滑稽で情けなかったとしても、動物的本能が強い情けない人間だなという大らかな目で見てもらいたい。
私は全身高級ブランドで固めた承認欲求の塊のような男を見てしまうと内心で小馬鹿にしてしまい笑ってしまうけれど、これがなかなか上手く生きるのには適切な反応では無いため反面教師にするといい。

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