『逃げ恥』や『恋つづ』など、数々の胸キュンドラマを生み出してきたTBSの火曜22時枠。『着飾る恋には理由があって』の第6話を考察します!
ついに!葉山社長がカムバック
『着飾る恋には理由があって』第6話、ついに!葉山社長(向井理)がカムバックしました!
社長を退任した後は、トルコに行っていたらしく。日本に帰国してホテルを探している最中に、スーツケースを盗まれ、探している時に真柴(川口春奈)とばったり再会。そしてなぜかシェアハウスに泊まることに……。
葉山社長、仕事ができる“大人な男”なのに、どこか抜けていて。ご飯をがっつくあまりにむせるし、ネクタイは綺麗に結べない。完璧すぎず、隙があって可愛い。そりゃ真柴(川口春奈)も、7年間思い続けるわ〜って感じですよね。
しかも、かなーーり博識なんですよ。香子さん(夏川結衣)が作ったお味噌汁に入っているダシまで当てちゃうし(世界中で食べ歩きしているから舌が肥えているらしい)羽瀬さん(中村アン)の絵を見ただけで好きな画家を当てたり。そして、駿(横浜流星)が働いていたスペインのお店にも行ったことがあるらしく。恋敵のはずなのになぜか意気投合。陽ちゃん(丸山隆平/関ジャニ∞)の仕事のホームページリニューアルを手伝うシーンもありました。
真柴には、「いつかは今からだから」「いつかはこんなことやりたい!そんないつかは来ない。今からやるしかない」「成功より、挑戦を目標にしたい」と声を掛け、夢だったバイヤーへの一歩を踏み出させようとします。真柴もその言葉に影響を受けて、少しずつ変化していきました。
自分から真柴を手放そうとする駿に…
好きな人が思い続けていた相手が家にいるなんて、駿はしんどいだろうな……と思いきや、「うちにいたらいいじゃないですか」と勧めたり、「嫉妬しないの?」と聞かれて、「しない!俺はいいよ。別に」と返したり。好きなのにどうして?と思いましたが、駿は店を失った苦しみから“失うこと”に恐怖を感じていたようです。いつか離れていってしまうなら、自分から手を離そう。
葉山社長が駿に、「トルコで荷物誰に送ろうかなって思った時に、一番に思い出したのは真柴だったんだよな」と明かしたこともあり、2人の恋を応援する側に回ることを決意します。
シェアハウスのメンバー全員をたった数日で虜にした葉山社長。これは真柴も惚れるしかないよな、元々想いを寄せていた相手なんだし…と思いきや、選んだのはまさかの駿でした。
「いいの?私が社長の方にいって、一生懸命になっても。本当に何も思わない?」と聞く真柴に、「(葉山社長)多分好きだよ」と葉山社長から明かされていた荷物についてのエピソードを話す駿。そして、「だから、俺はいいよ」と。
すると、真柴が「黙れ。そうやって手を離す」と駿の口をパッと抑えたんです!
そして、「藤野さんだよ。藤野さんが好き」と想いを伝えます。そう言われた時の駿の表情は、強がりの裏に隠した弱さのようなものが溢れて出ていて、観ているこちらまで「分かってもらえてよかった……」と感動してしまいました。
少しずつ自分らしさを取り戻していく真柴
駿と出会ったことで、外見を繕っていた真柴が少しずつ自分らしさを取り戻していくように。強がりという名の鎧をまとっていた駿の心が、少しずつほぐれていく。
真柴が駿を選んだのには、「そのままでいいよ」と言ってくれることや、一番辛い時に側にいてくれたことなど、さまざまな理由があると思いますが、一番は、“どこにも行かない”安心感があることかもしれません。
葉山社長は、前の奥さんと離婚した理由も、「一年の半分以上家にいないこと」だったし、夢を追いかけて急にどこかに消えてしまうこともある。けれど、駿はいつでもシェアハウスで待っていてくれる。いつか、どこかに行ってしまうかもしれない…と不安を感じることだってない。
ラスト、真柴がバイヤーへの道を一歩踏み出した時に、「真っ直ぐ帰ってこいよ」と笑顔で送り出してくれた駿。その顔を見て、安心して歩き出した真柴を見て、そんな風に思いました。
見逃した方は、「Paravi」で今までの名シーンを見返しながら第7話の放送を待ちましょう!!
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