おタク男子が世のおフェロ女子に物申す!
読者の乙女なお悩みに、バンドマンおタク男子の彼が思いもよらない変化球で答えます。

恋も仕事もおしゃれも夢も。人生に迷ったらあの人に相談してみよう!


答えてくれるのは、ロックバンド・オワリカラのタカハシヒョウリさん。


↑音楽家時のタカハシさん (c)勝永裕介

特撮おタク時のタカハシさん


今回もミュージシャン&おタクならではの独自の視点で(?)、恋のお悩みをサクサク解決!

Q 失恋して、食事もできないほどつらいです。

3年片思いしていた人に遊ばれて、最終的に振られました。今までの日々を思い返すと悲しくてやりきれなくて、めちゃくちゃつらいです…。食事も喉を通りません。(まな華さん・29歳)

「なるほど、つらい時ですね。でも、失恋して餓死した人はいないんでね。歴史上で」

ーそういう問題!?

「長い統計記録の中で、餓死した人の原因に失恋っていうのはたぶん一人もいないと思うんですよ。絶対みんな、どこかで立ち直ってるんです」

ーそうかもしれないけど…本当は食事もしたいし、とにかく今がつらいんですって。

「そういう時こそ、”まぁ餓死した人いないからなー”って知ってるだけで、だいぶ救われるはずですよ。今のつらい時期もいつかは明けるってことです。”とりあえず生きる”って最低限のところだけキープしていれば、絶対に大丈夫」

ー妙なポジティブ感だな。

「失恋直後って恋愛中と同じで、後から考えるとかなりおかしな精神状態になってる時なので、感情論なんか意味を持たないことが多いんだよ。だからこういう時は、揺るぎないデータに頼るのが一番! それで乗り越える!」

ー…なんかサイコパスっぽいですけど、たしかにそうかも。失恋した友達からこういう相談を受けた時も、「頑張って!」とか励ましても無意味だろうなーと思いますよね。

「そうそう。そういう時にいきなり分厚い本とか取り出して、”ホラここ見て! 失恋して餓死した人って今までに一人もいないんだよ!“とか言ったらさ。”あ、そうなんだ! じゃあ私も今はつらいけど、いつかはご飯食べれるようになるんだ”って思えるじゃないですか」

ーはい。意外とそれは真理かも。

「失恋した直後の人って、私はこのまま一生このテンションで、人生がこのまま終わるんじゃないかと思っちゃうんですよね。でもそうじゃないんだよ、どっかで絶対大丈夫になる日が来るよっていうことが伝えられたらいいですよね」

ーそうですね。一生続くと思うからつらいんだ。

「あとは、食品メーカーが失恋した時にも食べれる食品をつくるっていうのはどうですか? 失恋した人専用食、みたいな」

ーおー(笑)。食べてみたい。

「失恋した時に必要な栄養が全部摂れる!とかあったら売れそうですよね。有名占い師とかが選んだ食材で、運気も上がって、食欲がなくても食べれるゼリーみたいなやつ。arで作ったらどうですか?」

ーあはは! おフェロな失恋ゼリー…とか(笑)。

「意外とね、そういうのが助けになったりするからね」

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