【20代から乳がん検診】“40代から”は間違い！？マンモグラフィ、エコーどっちがいい？費用は？25歳以降からやっておくべきことを乳腺外科医に取材

アルコールや喫煙は乳がんリスクを上げるため、毎日や過度の飲酒は避けましょう。受動喫煙も影響するので、ご家族や彼氏、職場など、身の回りの方の配慮が必要です。

食事はチーズやバターなどの動物性脂肪、糖分の多い清涼飲料水や野菜ジュースは控えめにすると良いです。新鮮な野菜や果物を多く摂取してください。実は焼き肉もリスクにつながるのでほどほどに。肉は、牛・豚など脂いっぱいのものよりも、あっさりした鶏肉の方が身体にいいんです。データでも、牛や豚など赤系の肉を多く食べている人のほうが乳がん患者が多いということがわかっています。

もちろん、肥満や糖尿病も要因となります。定期的な運動を心がけましょう。加えて、夜間の勤務や夕方以降のカフェインは控えて、睡眠をしっかりとることも大切です。

どんなに日頃健康に気をつけていても、乳がんになることはあります。でも、万が一なった場合でも、健康的な身体の方が治療を十分にできます。

人生をともに歩むのは自分の身体です。自分や大切な人の心身を愛しましょう。健康に投資することで人生は変わります。初めての乳がん検診は超音波検査がおすすめです。短時間で痛みもなく、費用も数千円と他の検査より安価なことがほとんどです。上手な病院であれば、なお安心です。必要に応じてMRI検査を追加しましょう。

一度検査を受けることで、いざというときに迅速な受診ができます。まずは一歩です。いつからでも何度でも。