INTP(論理学者)の基本性格

MBTI診断 INTP(論理学者)タイプ/Illustration:えるたま

INTP(論理学者タイプ)の基本的な性格は、物静かで分析を得意としています。一見控えめで大人しい性格ですが、興味のあるテーマ、アイデアを見つけると熱狂的にハマる、または研究する情熱的な一面も持ち合わせています。

アイデアを考えるのが好きなので、頭の中では常にさまざまなアイデアを考えていることも多いです。アイデアが思い浮かんだら、すぐにノートなどにメモしておくと、今後企画などに役立つことがあるでしょう。

INTP(論理学者)の長所は?

INTP(論理学者タイプ)は、分析能力が高く、どんな難問も冷静に分析して解決に導きます。その分析能力の高さから、「天才肌」と呼ばれることもあるようです。どんな問題もたやすく解決するので、周囲から頼られることも少なくないようです。

INTP(論理学者)の短所は?

INTP(論理学者タイプ)は分析が得意な一方、ルールが決められた場所では活躍するのが苦手です。ルールに縛られた場所、または上下関係が明確な場所だと、臨機応変に動けないことから「ストレスを感じる」こともあるでしょう。

INTP-Aの特徴

INTP-Aは自分に自信があり、行動派な人が多いです。分析能力がある上に「行動力」があるので、組織のリーダーを任されることも多いでしょう。

その一方で、仕事で成功をおさめると「傲慢さ」が前に出る恐れがあります。人に嫌われないためにも、どんなに物事が上手くいったとしても「謙虚さ」を忘れないことが大切です。

INTP-Tの特徴

INTP-Tは、慎重に物事を分析するタイプ。ゆっくり時間をかけて物事を分析するので、確かな「答え」を導く人が多く、物事の失敗は少なめです。その一方で、行動・分析に時間がかかるので、「行動が遅い」と思われることも。時と場合によっては、行動・分析のペースをアップさせることも大切です。

INTP(論理学者)の世界の割合、日本の割合は?

INTPの世界の割合、日本の比率は以下の通りです。

論理学者型の人はかなり珍しく、全人口のわずか3%となっています。日本の割合は、世界の比率よりやや高めです。

INTP(論理学者)の恋愛傾向

INTPは一見控えめに見えますが、人を好きになると一途に愛します。好きなタイプは、自分が興味のある分野について一緒に楽しめるような、共通の趣味を持つタイプです。または、理論的な会話を楽しめるパートナーを求めています。

率直で正直な性格なので、パートナーに嘘をつくことも、浮気をすることはほとんどありません。ただ、パートナーに気になることがあると理詰めで相手を責める恐れがあるので、くれぐれも相手を論破しないよう注意しましょう。

好きな人への態度は?

INTP(論理学者タイプ)は、好きな人ができると「相手が喜ぶこと」を知るために、たくさん質問・会話をしようと試みる可能性があります。もしITTPタイプから「たくさん話しかけられる」「質問される」のであれば、あなたに好意を抱いている可能性が高いと言えるでしょう。

嫌いな人への態度は?

INTP(論理学者タイプ)は、嫌いな人とはなるべく関わりたくないと考えています。基本的に自分から話しかけることはありませんが、話しかけられたら「相手が興味を失う」ように工夫して話をすることもあるでしょう。

たとえば、INTPタイプに何かを話しかけても「否定」されるのであれば、距離を取りたいと思われている可能性が高いです。

INTP(論理学者タイプ)がされて嫌なこと

INTP(論理学者タイプ)は、集団行動・ルールを強制されることを嫌がります。その理由は、集団行動・ルールを定められることで、自分の力で臨機応変に物事を考えることが難しくなるからこそ。集団行動になると、そこで力を持つ人物の意見が「絶対」になることもあるでしょう。とくに、「ルールを乱さないで欲しい(守って欲しい)」と伝えると、INTPは激しいストレスを覚えます。

INTPは「自分の考えを尊重したい」と思っているので、人やルールに縛られるのを嫌がるのです。INTPと接する時は、ルール・行動にあまり制限しないよう努めて下さい。

INTP(論理学者タイプ)が言われると嬉しい言葉

INTP(論理学者タイプ)は、自分の考え・発想を認め、褒めてくれると喜びます。たとえば、INTPが自分の考えを発言している時は、「賢い人は、流石だよね」など、相手の発言を認め、褒め称えてあげましょう。

INTP(論理学者)の仕事の傾向

INTP(論理学者タイプ)は頭の回転が速く、分析作業を得意としています。興味のあるジャンルを見つけるととことん研究に没頭するので、開発や、弁護士などの専門的な仕事にも向いています。また、論理的に物事を捉え、人前で説明をするのが得意なので、会議の多い仕事や、営業にも適しています。

その一方、プライドが高く失敗を恐れる一面も。一度失敗すると立ち戻ることが難しい性格なので、人の命を預かる医療職、運転手などの仕事は不向きと言われています。

INTP(論理学者)の適職、向いている職業

INTP(論理学者タイプ)の向いている職業は、組織のリーダー、研究職、開発者です。物事を分析するのが得意なので、ひらめきで事業を展開する人、発明を思い浮かべる人も多いことでしょう。

分析に優れたINTPの適職は、具体的に以下の通りです。

他15タイプとINTP(論理学者)の相性一覧

MBTI診断におけるINTP(論理学者)タイプは、どのタイプと相性が良いのでしょうか?他15タイプとの相性について、それぞれ紹介します。

INTJタイプ(建築家) 相性☆☆

お互いにアイデアを考えるのを得意としていますが、どちらも譲らない傾向があり、意見が異なるとトラブルになることもあるでしょう。

ENTJタイプ(指揮官) 相性☆☆☆

控えめで分析力の高いINTPは、行動力に溢れた指揮官タイプと共に仕事を行うことで、大きなプロジェクトを回すことができそうです。

ENTPタイプ(討論者) 相性☆

お互いに討論を重ね、譲り合えないのでいさかいの絶えない相性です。

INFJタイプ(提唱者) 相性☆☆

いずれも自分の意志とこだわりがしっかりあるので、譲り合いの精神を忘れないことが大切です。

INFPタイプ(仲介者) 相性☆☆☆

サポートを得意とする仲介者タイプとは、お互いの良さを認め合いながらいい関係を築けそうです。

ENFJタイプ(主人公) 相性☆☆

お互いに自分の良さを認め合える関係ですが、一度関係がこじれると大きなトラブルとなる恐れがあるので注意しましょう。

ENFPタイプ(運動家) 相性☆☆☆☆

社交的で自由人の広報運動家タイプからは学びも多く、一緒に過ごすことで人間関係も広まりそうです。

ISTJタイプ(管理者) 相性☆☆☆

保守的な管理者タイプとは良い時はいいのですが、お互いに融通が利かない一面もあるので、時には自分の意見を譲ることも忘れずに。

ISFJタイプ(擁護者) 相性☆☆☆☆

人のサポートを得意とする擁護者タイプとは、お互いに支え合える良好な関係を築けるでしょう。

ESTJタイプ(幹部) 相性☆☆☆

意見が合う時はいいのですが、一度喧嘩するとお互いに論破しようとする恐れがあるので、我を通しすぎないよう注意しましょう。

ESFJタイプ(領事) 相性☆

お互いに考え方が正反対のため、一緒にいるほど対立する可能性が高いです。トラブルを防ぐためにも、少し距離を置いて接した方が良さそうです。

ISTPタイプ(巨匠) 相性☆☆☆☆

人の意見を尊重できる巨匠タイプとは、お互いに話し合うことでより理解を深めることができそうです。

ISFPタイプ(冒険家) 相性☆☆☆☆☆

他者に前向きな影響を与えるのが得意な冒険家タイプとは、一緒に過ごすと多くの学びを得られるでしょう。

ESTPタイプ(起業家) 相性☆☆☆☆

社交の場の中心にいることが多く、人を楽しませるのが大好きな起業家タイプと一緒に過ごすと、さまざまな人との出会いに恵まれ、楽しい人間関係に恵まれるはずです。

ESFPタイプ(エンターティナー) 相性☆☆☆☆☆

お互いに異なるタイプではありますが、互いを認め合えるので相性は抜群です。心の広いエンターティナーの人柄から多くを学び、自身の教養として活かすことができるでしょう。

INTP(論理学者)の有名人一覧

INTPの有名人・著名人には、どのような人がいるのでしょうか? INTPと言われている有名人がこちら。

※参考※ 無料性格診断テスト - 16Personalities(16personalities.com)
Illustration:えるたま(@l_tama)