ティモンディ前田裕太が今週も皆さんの乙女心を受け止める時間がやってまいりました。
お仕事、学校などなど、日々にお疲れ気味の女子たちの心を癒す連載

【ティモンディ前田裕太の乙女心、受け止めます!】

今宵は「肉食女子ってどうですか?」について。

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肉食女子は良い。
男女関係なく、奥手な人も積極的な人もいる。
それなのに、昔は女性があまりにもガツガツ行くのは、はしたないだの品がないだの偏った固定概念で人格まで決めつけてくる不届き者が跋扈していたせいで本来、アピールしたりアタックしたりしたいのに我慢してきた御令嬢達がいたからこそ、そのような言葉が生まれたのだろう。

人間は本来雑食の生き物。
いつもならガツガツ行けるのに奥手になってしまう殿方に出会うこともあるだろう。
その割合は人それぞれだけれど、
好意を持った相手に積極的に行動を起こせるのは、とても素敵なこと。

それなのに「肉食系だねえ」なんて言ってくる輩には「肉も選ぶわ」という言葉と「お前以外のな」と一方的に終戦宣言を出すのが良い。
ガツガツ行く人でも、手当たり次第に狩りをしている訳ではないものね。

私は奥手と言うよりも相手と距離をとって接するので、肉だろうが草だろうが食べる機会も少ない絶食系男子なのかもしれない。
飢えで醜態を晒すなら、いっそ餓死を選ぶ。

私のような人種にとっては、比較的肉多め食し女子の存在はありがたい。
もし同じ空間にいたとしても好意を表に出すことなんて出来やしないし。
連絡先も相手から交換しましょうよと言ってくれないと携帯も出せないし、食事だって誘ってくれなければ意中の相手であっても疎遠になる。
「男なんだからガツガツいけよ」と言われた際には「お前のようになるなら独り身を選ぶわ」と可愛げのない返しをお見舞いする心算だ。

本来の意味とは違う、この言葉

草食系男子って言葉あるでしょう。
カテゴライズされる場合、私はこれに属するのかもしれないけれど、本来、生き物の話で言うと、草食系の動物って1日に結構な量の草を食べるんですよ。
なんなら肉食の生き物よりも多くの量を食べるし、食事の時間も長い。
逆に、肉食の方が、一度食事をしてしまえば一週間くらい食事をしなくても平然としている。

その点、草食系男子、と言う言葉の本来の意味を考えるに、かなりの恋愛体質の人間を指すべきだと思う。
肉食よりも草食の方が、狩りの時は穏やかな顔をしているけれど、余程、ライオンとかよりもシマウマの方が食事の量は食べている。
本来の意味であれば、草食系男子の方が厄介なはずなのに、名付け親はもっと良い言葉があったのではないかとここに苦言を呈したい。

もしも私が女性として生まれて、恋愛対象に積極的に行ける性分に生まれたとしたら、相手の趣味を徹底的にあぶり出し、それはもう探偵がよろしく個人情報を入手して、相手が乗り気になりそうな遊びだったり娯楽に誘って接触する回数を増やす手段をとるだろう。

単純接触効果と呼ばれる心理学的効果がある。
なるべく高頻度で顔を合わせたり接触するよう心がければ、相手から好意を得られる可能性が高くなるというものだ。
もしも意中の相手がいて、乙女の中の獣が目を覚ましたのであれば、この方法も参考にするのが良い。

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