「SNSで話題になっていて試した」「テレビで紹介されていた」そんな美容テク、あれやこれやと試しすぎていませんか…?それって実は、あなたの肌を劣化させる恐るべきNG美容かも…

そんな美容の新常識を美容外科医 であり、美容皮膚科医でもある上原恵理先生にズバリと語ってもらいました!

鼻クリップで矯正なんて...ホントにできるの?

今回のコラム、「もうすぐ東京オリンピックが開催されるのかしら...」なんて思いながら書くにはぴったり(?)かも。
オリンピック種目の一つ、アーティスティックスイミング。競技内容以外の特徴と言ったら、あの『鼻クリップ』ですよね。競技用の製品ですから、鼻がこれでもかと細くつぶされている。

基本的には太くて低い鼻を持ちがちな日本人、一度はあの競技のように洗濯ばさみで鼻をつまんだことがあるはず!ちなみに私はあります!そして特に何も変化しなかった!

そんな切ない思い出が駆け巡るのですが、今回のテーマは「鼻の矯正クリップ」
編集部から送られてまいりましたので、真面目なえりりん実際に試しました。

鼻クリップを実践する上原恵理先生

美容外科医えりりんが『鼻の矯正クリップ』を試してみた

クリップが滑って抜けてしまう

肌にあたる部分はシリコンでできていて、線状の突起でホールド力を増すようになっているのですが、鼻の根元にばっちり挟まるようにしてもどんどん浮いてくる。鼻の形を変えられるほどの長期間装着するためには常にテープで止めなければダメそうです。

あたってほしいところにあたらない

大人の鼻は大きく分けて3つの成分、骨・軟骨・軟部組織(皮膚や脂肪)からできています。このうち骨は硬くてちょっと押したくらいでは形は変わりませんし、軟部組織はやわらかいので形を維持する力はありません。鼻クリップ接触して圧力をかけたら、もしかしたら変形するかもしれない軟骨は二つ上外側鼻軟骨と鼻翼軟骨。ところがこのクリップを当ててみると、力が一番加わるのは小鼻...そこ軟骨ない...

ということから鼻クリップと鼻の形がマッチする人ならば、何年もかけて軟骨の形が変わるように圧力を加えたら少しは細くなる可能性もある...かもね...
という体験でした。

▶上原恵理先生のYouTubeではさらに詳しく解説中♡

自力で鼻は高くなる!?外科医が暴く本当の事実。

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