いまや出会いのきっかけとして定番になりつつある「マッチングアプリ」。
とはいえその出会いは決して素敵なものばかりではなく、ドン引き案件も数知れず……。arwebでもこれまで、さまざまな男性との珍デートをご紹介しています。

でも、ちょっと待って。

ドン引き案件は対男性だけとは限らなくない??

私たち女だって、知らず知らずのうちに“珍”認定されちゃってるかも!?!?

というわけで今回はマッチングアプリユーザーの男性を取材。これまでに出会ったトンデモな女子をこっそり教えてもらいました。
女子の皆さんにとっては、今後のアプリ恋活の傾向と対策になる、かも!

【辛口注意】なぜ?何回もデートしたけど告白ナシ!「2番手以降でございました」男心を代弁

「共通の趣味」は最強の切り札、とも限らない……?

※写真はイメージです


今回お話を聞いたのは、都内で美容師としているタカシさん(仮名・30歳)。
美容師といえばトップ・オブ・モテ職業でしょ! と思いきや、毎日仕事が忙しく、もともとインドア派なこともあり休日も家でゲームに漫画ばかり。
出会いのなさを嘆いていた時に職場の仲間に勧められ、マッチングアプリをスタートさせたのだそう。

何人かの女の子とマッチはしたものの「はじめまして」「仲良くしてください〜」と定型文のようなやり取りはどうにも退屈。ここにも出会いはないか……と諦めていた時にマッチしたのが、Cさんでした。

有村架純さんのような可愛らしい雰囲気の写真が目を引いたCさんですが、惹かれた理由は見た目だけにあらず。
プロフィール欄には「ゲームが好きです♡一緒にゲームしてくれる人募集中」。数枚載せている写真の一枚には、ゲームのコントローラーとヘッドホンが。

さらにメッセージでやり取りをするうちに、同じオンラインゲームをやっていることが判明!
共通の趣味はやはり偉大。ゲーム話で盛り上がり止まらぬ会話のラリー。
「ゲームをしながら色々喋れるかも」と妄想も膨らみ、タカシさんはどんどんCさんに惹かれていきました。

しかし、そんな妄想はあっという間に砕け散ることになります。

タカシさんとCさんのやっているオンラインゲームでは、成績に合わせて“ランク”がつけられるシステム。
軽い気持ちで、というかむしろ「まだ初心者か〜俺が教えてやるよ!」なんて会話に繋がることを期待しながらランクを聞いたら、Cさんから返ってきた答えはなんと、プロゲーマー並の高ランク。

「え…ちょっと想定外なんですけど。有村架純なのに?」(偏見、失礼すぎ)
「っていうかいや待てよ、そんな高いレベルにいくなんておかしい。」

「チート(違反行為やズル)してるに決まってる!!!」

よほどのプロじゃないといけないレベルのランクに動揺。ときめくどころか、チートの疑いまでかけ始めてしまったタカシさん。
というか万が一チートじゃないとしても、一緒にプレイしたところで足を引っ張るなんて情けなくて嫌だし……。

と、盛り上がっていた気持ちは一気に冷めてしまい、結局それ以上進展することなくフェードアウトしてしまったのでした。

勝手に冷められるくらいなら色々ぼやかしてこ

本当にCさんがチートしていたのかを確かめる術はないし、そもそも自分よりレベル高い子は嫌っていう男のプライドなんなん?感は否めませんが。

この件から傾向と対策をを学ぶとするならば、「共通の趣味」は必ずしも最強カードとは限らないってことかも。
「共通の趣味」は恋愛を進めるきっかけとしてかなり重要に思えるけど、好きなこと故に微妙なズレや違いがあると、逆に拒否反応を示されてしまうケースもあるみたい。

相手の温度感や詳しいことがわからないメッセージのやり取りの段階では、あまり自分をさらけ出しすぎないのもひとつの手かもしれません。

はぁ、結局、男心ってよくわかんねぇ〜!(心の声)

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