出戻り!マッチングアプリ飯

昔はネガティブなイメージも多かった「マッチングアプリ」ですが、最近では、「私たち、アプリ婚です♡」という声もよく聞くようになりました。

そして何を隠そう、私ライターNも、このマッチングアプリで過去に恋人を作った張本人です!
しかし、ラブラブハッピーな日々も今は遠い昔の話となり、気が付けば28歳、春。「このままではあっという間に『29歳、春(独身)』になってしまう!」ということで、この度、マッチングアプリに出戻りました!

マッチングアプリの世界には様々な男性が存在し、その男性の数ほどドラマがあります。
どうかこのドラマの最終話が感動のフィナーレとなることを心から願って、実際に私が体験したガチデートの数々をご紹介します。

前回>>私たち付き合ってないよね…?積極的すぎるサラリーマン男子のドン引き行動

今回こそ運命の人かも♡楽しかった水族館デート(遠い目)

今回のデート相手は、年下理系男子のKくん。

アプリ上でのメッセージのテンポも丁度良く、LINEを交換した後も毎晩のように電話をし、まるで遥か昔の高校時代の恋愛のような甘酸っぱさを感じながら順調に仲を深めていきました。

そしていよいよK君から「実際に会いませんか?」とデートのお誘いが! 場所は水族館とのことで、その日が来ることを心待ちにしていました。

デート当日、彼のエスコートで向かった水族館デートはとても楽しく、2人で各エリアの水槽を見ながら、「この水槽の中で生きていくならどの魚になりたいか」「道端でナマズに会ったら確実に泣く」など、他愛もない会話を楽しみながら、楽しい時間を過ごしました。

デート解散後に光った、負のランプ…

水族館デートを終えた後は近くのカフェに。
カフェでは彼の仕事の話などを聞き、多少「この人自分の話しかしないな……」なんてことを思いつつも、「私の方が年上なんだしここはお話を聞いてあげなきゃ★」などといらぬ余裕をぶっかまし、彼のマシンガントークに2時間ほど付き合っていました。

この日はカフェデートで解散。
後半のマシンガントークにやや疲れたものの、私の中では好印象!次のデートはあるかな…?と、恋する乙女モード全開だったのですが、ふと嫌な予感がよぎり何気なくマッチングアプリを開くと、なんとそこには「オンライン中」の緑のランプを光らせたK君のアイコン写真が…。

おいおい、私と会う前は「Nさんがいるからアプリの更新はやめたんだ」(実際1週間ほどログイン履歴なしだった)と言っていたにも関わらず、解散した瞬間即ログインだと!!!?

これは完全に脈なしだったんだなーとショックを受けていたのですが、さらに事件は起こりました。

サイコパスからの診断報告

解散して5分後、突然彼から「この後電話していい?」というLINEが。

え? 脈なしなんじゃなかったの……?

大混乱しながらも電話をすると、彼からの第一声は「Nさんって『HSS型HSP』でしょ?」というまさかの性格診断の結果報告の電話だったのです。
※HSS型HSP…性格診断のひとつ。「外部からの刺激に対して非常に敏感だけど、刺激を求めずにはいられない」という特徴を持っている

気になって調べたところ、確かに「HSS型HSP」の診断結果は私に当てはまる部分もありましたが、それを言われたところで私はどうしたらいいの!? 喜べばいいの? 悲しめばいいの? ていうか急に何!!?

とりあえず診断結果に心覚えがあったことを伝えつつ、「なんだか気を使わせてしまったのならごめんね」と謝罪。すると彼からは「いいよ。予想が当たって面白かったし。むしろデートの後半はそれを確かめるためにNさんを試していた部分もあったんだよね」と、まるでサイコパスのような発言。

一瞬にして恐怖を感じ、以降、懸命にLINEを終わらせようと試みましたが、なぜか永遠に届く彼からの返信。明らかに、デート前のようなラブラブモードは彼からも私からも消えていることが分かっているのに、終わらないサイコパスからの性格分析報告に完全に消耗しきってしまった私は自らフェードアウト。

一体彼は私をどうしたかったのか。
今回も理系男子の恋の方程式を解き明かすことはできませんでした…。

ライターNのアプリ飯は(残念ながら)まだまだ続きそうです。

Text:Tanaka Nanami

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