森田ひかる連載『ヒカルノメ』

櫻坂46・森田ひかるの頭の中ですくすく育つ好奇心の〝芽(メ)〟をクローズアップする本誌での連載をarwebでもお届け。

今回は、コンプレックスのお話を少々…。

意外なことに「コンプレックスはたくさんある」というるんちゃんの、コンプレックスへの向き合い方やおまじないのコトバとは?

森田ひかる「憧れだけではアイドルになれない」ステージに立って気づいた”夢の叶え方”

森田ひかる。ar11月号より ニット¥41,800/ビリティス・ディセッタン(ビリティス) パンツ¥48,400/オウシーナン(ススプレス) インナー/スタイリスト私物

コンプレックス

きっと誰にでもあるように、私にももちろんコンプレックスがあります。
それも言い出したらキリがないぐらい、大小たくさん!( 笑) 
私の場合は仕事柄、自分の姿を客観視することがどうしても多いというのもありますが。
だから、みなさんがコンプレックスを抱えて、時には悩んでしまう気持ちもすごくわかるんですよね。

ただ基本的に私は、コンプレックスは人に言わないようにしています。
もし誰かに聞いてもらうとすれば、「ここがイヤなんだよね〜」って軽く言うのがポイント。そうすれば相手も気軽にアドバイスをくれるし、そこまで深く悩んでいないということを自分自身に言い聞かせることができるから。

そしていつもよりも気になってしまう日があったら、子供の頃からの口ぐせでもある「まぁいいか!」を口に出しておしまい。
実際に口に出すことで、気持ちもスッと晴れるので、私のおまじないみたいな言葉でもあります。

コンプレックスにものすごく悩むなら、よくする方法を考えてみるのもいいと思う。
たとえば自分の骨格やパーソナルカラーを知り、それに合ったメイクを研究しているうちに、似合うメイクが見つかるとも思うんです。そのうちメイクが趣味になるかも!
だからやってみる価値はありです。

ちなみに新しい方法を試してみたら、必ず他人に見てもらうのがおすすめ。
自分にはない意見や価値観を取り入れるのも、コンプレックスを解消して自分を好きになるための近道かもしれません。

とはいえ、コンプレックスは解消しない方がいいと思うのが本音。
だって、今抱えているコンプレックスが全部なくなったとしたら、違う自分になってしまいそうだし、きっとまた新たなコンプレックスが見つかるとも思うから。

コンプレックスがたくさんある私ですが、自分の好きなところもあります。
たとえば耳。
シンプルな形も気に入っているし、大きさもちょうどいい。
なんといっても" 普通"なところがいいんです( 笑)。
そもそも私は" 普通"が好きで、できるだけ" 普通"に生きていきたいと思っているから。
それをいうと、おでこの広さも普通でちょうどいいから好き( 笑)。

本当は好きなテイストで着たい服もたくさんあるけど、そこは潔く諦めて、私の身長に似合う服を着るのも意外と楽しいんです。
みんな人とは違うもの。
嫌いなところや叶わないこと、好きなところも全部含めて" 私ならでは"を楽しめるのが、一番いいんじゃない?

森田ひかる。ar11月号より
Model:森田ひかる(櫻坂46)
Photo:Kumaki Suguru(io)
Styling:Kasahara Yuri
Hair Makeup:Noguchi Yuka(ROI)
Text:Wakayama Aya

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