80デニールのタイツ=垢抜けないのはしょうがない?
日に日に寒さが増してくる今日この頃。そろそろぶ厚いタイツの出番です。そこで今回は、あったかタイツを取り入れた、冬のデートコーデをご紹介〜!…のハズ…だったんだけど…。
80デニールの黒タイツって、こんなに重〜い印象になるもんだっけ!? タイツの部分だけが強調されて、黒なのに、脚が太く見えてる気も…?
大定番の黒タイツなら、スタイルアップできるて無難にキマるかと思ったのに…その考えが甘かったとは。やっぱり防寒とオシャレは両立できない宿命なの!?
そこで今回もプロに泣きついてみましょう!スタイリストの志田さん♡ いっちょコーデのお直しお願いします〜!!
すると…?
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こ、これは!全身から漂うオシャレ上級者のオーラ!足元もスッキリ軽やかに。パッと見どこが変わったかわからないのに、驚くほど垢抜けちゃった!
些細な違いで、コーデ全体の印象にはこんなに大きな差が出るなんてスゴすぎる!一体どんなテクを使ったの?80デニールの黒タイツで足元が重く見えてしまっていた原因と、それを解決するプロ技の詳細を早速チェックしていきましょう!
「え…パジャマのまま来ちゃったの?」スウェットがダル着に見える問題に終止符。プロの着こなしテクがスゴい
真冬のタイツ攻略術①
厚さではなく、色をちょい変え。この冬のイチオシは“チャコールグレー”
そもそも、タイツの色が真っ黒だと、どうしても重さが出がち。また、厚さを30〜60デニールにして透け感を出そうとすると、防寒力が下がる上に「歌舞伎町でMCMのリュック背負ってる女の子」風に仕上がってしまう恐れが。
そこでおすすめなのが厚さは80デニールのままタイツの色をチェンジする方法。ズバリ、狙い目なのが“チャコールグレー”。
こちらは左が黒、右がチャコールグレー。チャコールグレーは黒に若干の白を混ぜたような優しく丸みのあるカラー。目を凝らさないとわからないくらいの微妙な明度の差でも、履いてみると抜け感は段違い!シックな印象なので、仕事などフォーマルな場にも◎
真冬のタイツ攻略術②
色のトーンを合わせた靴で繋がりをKEEP。脚長効果を狙うべし☆
タイツを履くときは、何は無くとも靴との相性を考えるのが最重要課題。タイツと同系色のなじみカラーをチョイスして!
このように、(左)黒タイツ×白ブーツは、コントラストがハッキリしすぎて境目が明確になり脚が短く&膨張気味。BUT、(右)チャコールグレータイツ×グレージュブーツはなじみの良いワントーンで、コーデにスッと1本線が通ったような脚長な仕上がりに。
真冬のタイツ攻略術③
ウエストマーク&台形ミニスカートでコーデにメリハリをプラス!
タイツコーデでは、タイツの面積が多い分、上半身にもポイントをつくって視線を分散させることも重要なポイント。
上半身をストーンとゆるいシルエットから→ウエストマークしてメリハリのあるシルエットにチェンジするだけでコーデ全体が引き締まった印象になり、タイツの悪目立ち感もゼロ♡ タイツを履いているからこそヘルシーに着こなせる台形ミニをしっかり見せてシャレ感をUP♪
これぞオシャレな人のマル秘テク♡
このプロテクを知ってさえいれば、寒い冬でも垢抜けが叶ちゃう。毎年のタイツ姿を華麗にアプデ♡
是非、タイツ選びやコーデの参考にしてみてね!
★ショップリスト★
タビオ ☎︎0120(315)924
ランダ ☎︎06(6451)1248
カスタネ ベースヤード トーキョー ☎︎03(3486)5113
フーズフーチコ ☎︎03(6447)1758
Hair&make: Tokunaga Mai (BEAUTRIUM)
Styling:Shida Mai
Photo: Nakamura Ayako
Text: Yanagihara Masaki