一つでも当てはまったらチェック!5つの便秘タイプと対策♡
便秘のもたらす悪影響がわかったところで、実際自分がどの便秘タイプなのかを理解して、しっかりと対策をしていきましょう♡
それぞれの項目に一つでも当てはまればそれがあなたの便秘タイプです。「色んなタイプに当てはまるんだけど?!」という方も心配しなくて大丈夫。多くの人は複合的な原因で便秘になっているので、少し大変ですがそれぞれの原因の対策を生活に取り入れてみてください。
- 便が固い・コロコロで、排便時に痛みがある”カチカチタイプ”
- いつも便が溜まっている感覚”モヤモヤタイプ”
- 便秘や下痢がおこる・旅先で便秘になりやすい”ドキドキタイプ”
- 生理前に便秘になりやすい”ホルモンタイプ”
- 起きる時間・食事をする時間が毎日バラバラ”マイペースタイプ”
①「カチカチタイプ」は水分不足が原因!1日に1.5Lの水分を
- 便がコロコロ・便が固いと感じる・排便のとき痛みを感じる
水分不足が原因のタイプ。便が固くなると腸の中をスムーズに動くことができなくなり、便秘や排便時の痛みに繋がってしまいます。実は1日1000mlのお水を飲んでも、大腸に届くのは100ml、つまり10分の1程度と言われています。柔らかい便を保つのって、結構大変なんですよね。お水は少なくとも1日1Ⅼ、できれば1.5Ⅼを目指すようにしましょう!
②「モヤモヤタイプ」は食物繊維不足!ダイエット中の方も要注意
- いつもお腹に便が溜まっている気がする・排便してもすっきり感がない
食物繊維不足が原因のタイプ。野菜をあまり食べない人や、ダイエットをしている時は食事から摂取する食物繊維が不足してしまい、便の大きさが小さくなってしまいます。便を出し切るには、便がある程度の大きさになり、腸の壁を刺激することが必要です。そのために便の大きさを増してくれる食物繊維をしっかりとることが大切!野菜を意識的に食事に取り入れて、足りない場合はサプリメントで補ってあげるのも良いでしょう♡
③「ドキドキタイプ」はストレスが原因!?しっかり寝て、お風呂でリラックスして♪
- 便秘になったり、下痢になったりする
- 仕事が忙しい時期や、旅先で便秘になりやすい
ストレスが原因のタイプ。忙しさで睡眠時間が短くなったり、旅先でいつもと違う環境になると、からだにはストレスがかかって自律神経の乱れに繋がってしまいます。自律神経にはアクティブモードの「交感神経」とリラックスモードの「副交感神経」があるのですが、排便はリラックスモードの「副交感神経」が働いている時に起きます。睡眠時間をしっかり確保して、お風呂にゆっくり浸かり毎日の生活にゆとりを持つようにしましょう。
④「ホルモンタイプ」は生理前に腸内から水分が奪われてるかも!?
- 生理前に便秘になる
ホルモンが原因のタイプ。生理前に便秘になる女性は多いですよね。この時期に女性の体内では「黄体ホルモン」と呼ばれるホルモンが多く分泌されていて、このホルモンは腸内から水分を奪ってしまう作用があります。生理がはじまれば排便できる場合が多いですが、気になるときは「酸化マグネシウム」という便秘薬がおすすめ◎
お腹にやさしく、腸に水分を集めてくれる作用があります。薬局で手軽に購入することができるので、お近くのドラックストアによって薬剤師さんに相談してみましょう。
⑤「マイペースタイプ」は起床・食事の時間を一定にして朝は温かいものを♡
- 起きる時間がバラバラ・毎日食事をする時間が違う
タイミングが原因のタイプ。ドキドキタイプでも解説したとおり、排便には自律神経が関わっています。1日のサイクルが日によってばらばらだと、どのタイミングで副交感神経を働かせてよいのかわからず、からだが混乱してしまい排便チャンスを逃してしまうのです。起きる時間や食事の時間をできるだけ一定に保ち、朝ごはんには温かい飲み物や食事を取り入れて腸にスイッチを入れてあげましょう。
複合型さんも自分に当てはまる便秘対策を
いかがだったでしょうか。自分のタイプは見つかりましたか?
ちなみに私はモヤモヤタイプとマイペースタイプの複合型でした。(笑)
以前は3日に1回出れば良いほうだった排便が、起きる時間を一定にして、野菜を多くとるようになってからは毎日出るようになりました!
他にも、「そもそも便意を感じない」という人は出勤するタイミングなどでトイレに行きたくなって我慢することを繰り返していくうちに、便が下りてきても気づけなくなっている場合も。さらに、便秘薬を使いすぎて便秘薬なしでは便が出なくなってしまう人もいます。この場合はきちんとお医者さんに診てもらうことをおすすめします!先ほどの5つのタイプでも、便秘が1週間以上続くことが頻繁にある場合は1度受診してみましょう。