「美肌のため睡眠のゴールデンタイムには寝るべき!」は実は正しくなかった!?

最近ショートスリーパーがかっこいい!みたいな風潮がるような気がしているのですが、基本的に毎日8時間くらいたっぷりと寝るえりりんです。皆さんは1日の睡眠時間はどのくらいでしょうか?
「睡眠はとらないよりも、とった方が美容にはいい。」ということは皆さんの経験的に知っている共通認識かと思います。そしてそれは正しい。
医学的には、睡眠中に多く分泌される成長ホルモンが、ダメージを受けたDNAや組織の修復をし、疲労回復、疲労物質の排出などにかかわるからです。
だから睡眠は十分にとりましょう!ここまでは正しい。
ところがまことしやかに述べられていた睡眠のゴールデンタイム理論は正しくなかったということはご存じですか?

美容外科医えりりんの知らなきゃヤバい!NG美容

「決まった時間帯」ではなく「眠りについてからの90分」がゴールデンタイム

睡眠のゴールデンタイムとは、夜の10時から深夜2時までの睡眠が、美肌にとってのゴールデンタイムだからその時間帯はしっかり寝ましょうというものです。
しかし、夜型のえりりん、仕事が終わってご飯をたべて、お風呂入ってなんてしていたらあっという間に夜の10時・・・現実的には無理でしょ!?と感じていました。
ところが実はこの理論が実は正しくないということが最近判明したのです。
成長ホルモンは夜10時~深夜2時という「時間帯」で分泌が多いのではなく、眠りについてから3時間以内に多く分泌され、特に最初の90分間に迎えるノンレム睡眠の時に多く分泌されるということがわかりました。

つまり、3時間以上ぐっすり眠ることが、成長ホルモンが良く分泌されるための条件ということ。
これだったら、夜に仕事をするような方でも望みがありますよね。

良質な睡眠には睡眠環境も重要!できるだけ暗い部屋で寝てみて

そして良質な睡眠を得るためにはメラトニンというホルモンも大切。このホルモンはいわゆる体内時計に関与するホルモン。暗くなると眠くなり、明るくなると目が覚めるということに関係するホルモンです。
このため良質な睡眠によって成長ホルモンを十分に分泌させるためには睡眠環境も大切。
寝るのは昼間という方は、できるだけ暗い部屋を用意して眠れるようにしてみましょう。

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【医師が解説】要注意!?睡眠のゴールデンタイム理論/ えりりんちゃんねる【医師 上原恵理】