おタク男子が世のおフェロ女子に物申す!
読者の乙女なお悩みに、バンドマンでおタク男子の彼が思いもよらない変化球で答えます。
恋も仕事もおしゃれも夢も。人生に迷ったらあの人に相談してみよう!
答えてくれるのは、ロックバンド・オワリカラのタカハシヒョウリさん。
↑音楽家時のタカハシさん (c)勝永裕介
↑特撮おタク時のタカハシさん
今回は、恋のすれ違いについて。ちょっと切ないお悩みを解決!
彼が構ってくれません(泣)。
付き合い始めて2ヶ月の彼がすっごくドライで、会う頻度や連絡の回数もかなり少なめです。私は本当はすごくさみしくて、もっと構ってほしいと言っても変わりません。どうしたらいいですか?(蘭さん・24歳)
「これは、えー、真面目に答えると、別れた方がいいですね」
ー早っ。もうちょっとどうにかできませんか?
「これはなかなか、どうしようもないですよ。だってそういう人なんだから。恋愛にかける重みは人によって違いますからね。構ってほしいって言っても変わらないなら、もうそういう人なんだって思って、自分の人生を充実させるしかないんじゃない?」
ーうーん…。ひょっとして浮気をしている可能性はどうですか?
「付き合って2ヶ月でしょう? もし長く付き合ってる彼が最近冷たい、ってことだったらそりゃ浮気してるんだろうけど、2ヶ月なんだったらもうその人の生き方がそうってことだから。彼も彼女のスタンスに歩み寄るつもりはないみたいだし、かといって彼女のほうも、彼に合わせてドライになっていくわけでもなさそうだから、だーれも歩み寄ろうとしてないでしょ。もうお互い平行線なんで、このままいくか、別れるかじゃない?」
ーヒィ…! 男性からしたら、こういうふうに女性に構ってほしいって言われるとぶっちゃけ鬱陶しいですか?
「構いたかったら構ってるだろうから、鬱陶しいだろうな」
ー残酷…。感覚のすれ違いってやつですね。すれ違いといえば、こんなお悩みも来てます。
忙しい男性に何をすれば…
私の彼はすごく仕事が忙しい人です。支えになりたいけど、何をすれば彼のためになれるかわかりません。忙しい男性がしてもらって一番嬉しいことって何ですか?(ニーナさん・27歳)
「そうだねぇ…楽しそうにしてるのがいいんじゃないですか? 自分の人生を」
ー自分の人生?
「”忙しくて会えないけどワタシ、我慢して待ってるから!”とか、内助の功みたいな空気出されるのが一番嫌じゃないかな。だったら”あ、忙しいんだ!じゃあ私、楽しんでるから!”って明るい感じのほうがいいな」
ー俺のことなんてほっといて、ってことか〜。
「そのほっとくスタンスが重要ですよね。暗くほっとくんじゃなくて、明るくほっとくのがいいと思うわけです」
ーなるほど。ニーナさんは本当に彼のためになりたいんだと思いますけど、一歩間違うと彼に恩を着せたいだけって気持ちに変化しちゃうこともありますしね。
「そうだね。彼は彼のために忙しいからね。だったらあなたはあなたのために楽しく過ごしてるのが一番いいですよ。暗い感じでほっとかれると、彼のほうにもプレッシャーになると思うので」
ーたしかに。明るくほっとかれてれば、ちょっと余裕ができた時に彼も戻って来やすいですもんね。
「そうそう。趣味の1個でもつくってさ、楽しく待ってたらいいじゃないですか。楽しいことなんで世の中にいくらでもあるからね。そう簡単には楽しみ尽くせない。ほんと、死ぬまでに全部はできないくらいあるから」
ーおタク男子の言葉、重みあるなぁ(笑)。
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