キザなこと、しますか？
頭ぽんぽん、壁ドン、床ドン、顎クイなどのキザなことって、素で(=ギャグじゃなく)やったことありますか？ こういうのって自分に自信がないとできないと思うんですけど。相手によってやる・やらないを変えますか？ (るーさん・19歳)
「壁ドン、やったことないっス」
ーエッ。ないんですか!? ミュージシャンなのに？
「僕、キザなこととか漫画チックな行動とか、けっこう素でやるタイプではあるんですよ。よく指摘されるんで。でもそれって自信があるからとかじゃなくて、漫画ばっか読んできたからなんですよね。子どもの頃から漫画ばっか読みすぎて、そういう行動とかボキャブラリが染みついちゃってるだけで。だから、相手によってやる・やらないは変えないっす」
ーハハ…そうですか(ガッカリ)。まわりにやってる人はいますか？
「壁ドンとか床ドンは見たことないねぇ、都市伝説じゃないの？ でも、頭ぽんぽんはけっこう目撃するな。酔っ払った勢いでぎこちなく頭ぽんぽんしてるサムい感じの人とか…」
ーへぇ。この頭ぽんぽんっていうのが非常に、危険をはらんでいるという説があって。
「え、脳細胞がめっちゃ死ぬとか？」
ー違います(笑)。女からすると頭ぽんぽんをやっていい男の人っていうのは限られているから、そうじゃない人にやられると本当にゾッとする、ってやつです。
「そうなの？ じゃあそれ、絶対arに書いたほうがいいよ。たぶん頭ぽんぽんを必殺技だと思ってる男はいっぱいいるから。今まで何とも思ってなかった人でも、頭ぽんぽんされたらドキッとして意識しはじめちゃう、みたいに思ってる男性、絶対多いと思う」
ーぎゃ〜。カルチャーギャップ！
「好きな人にやられる分には嬉しいけど、諸刃の剣だってことだよね。そういうのはarがどんどん啓蒙していかないとだめですよ。”頭ぽんぽん絶対ダメ!!”みたいな特集つくってさ、表紙に”思い上がるな！”とか書いたほうがいいって」
ー啓蒙します(笑)。この記事を読んだ男性の皆さんも、ぜひ知っておいてください…！
「頭ぽんぽんは、慎重に！」
・恋愛にかける重みは人によって違うことを理解すべし。
・忙しい彼は”明るくほっとく”に限る。
・壁ドン、床ドンはもはや都市伝説。
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タカハシヒョウリ
(c)勝永裕介
【ミュージシャン】
ロックバンド”オワリカラ”と特撮バンド”科楽特奏隊”のギター/ヴォーカル、ソロの音楽活動など。
【イラストレーター】
グロカワキャラ”小腸はみ出し夫”の生みの親など。
【執筆家】
いくつかのWEBサイトで連載など。
【ハイブリッドおタク】
バンドのフロントマンの固定概念を覆すガッチガチな情報量と批評眼/語り口、そしてポンコツさ。
愛するのははゴジラ/ウルトラマンを始めとする＜特撮＞全般、映画、アニメ、マンガ、お笑い、ゲーム、蕎麦など。
特技は＜才能の無駄遣い＞
座右の銘は＜世界の創作物に愛を＞
