“ありえない”ほどに矛盾する感情、それが恋。

月曜22時、3人の男が全女性を沼に陥れる!
“恋マジ”こと「恋なんて、本気でやってどうするの?」の柊磨(松村北斗)、克巳(岡山天音)、要(藤木直人)による沼合戦が止まりません。ありえないほどに三者三様な彼らの魅力に、私たちもうタジタジです。そんな彼らの沼の魅力を徹底解説します!

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ありえないほどに女たらしな”柊磨沼”

“恋マジ”メンズ三人衆の中でも特に沼要素が強いのは、なんといってもSixTONESの松村北斗さん演じる柊磨くん。こんな男の人、絶対好きになりたくない。だって、絶対幸せになれないってわかってるのに、絶対離れられないんだもん。

女たらしすぎる長峰柊磨(SixTONESの松村北斗さん)/画像提供:カンテレ

フレンチビストロ「サリュー」でギャルソン兼見習い料理人として働く柊磨くんは、接客なのか接待なのか区別がつかないほどに丁寧な対応を取ります。
平等に振りまく愛想の良さとコミュ力の高さ、整いすぎた顔立ちから、柊磨目的で店を訪れるファンは絶えません……!純(広瀬アリス)はもちろんのこと、ひな子(小野花梨)をはじめとして”お客さん”から”それ以上の関係”になった女は一体何人いるのでしょうか。考えただけで恐ろしいです。

来る者拒まず、去る者追わず。柊磨くん、特定の彼女は作りません
息を吸うように女を魅了し、付かず離れずの状態を保ちながら抑えるところはガッチリ抑える。気付けば頭の中は彼のことでいっぱいになって、「会いたい」と言えばいつでも会ってくれて、優しくしてくれる
でも、”私だけの柊磨”にはならない…なってくれない…そうして、気付けば10年の月日が経ち…(妄想開始)。

こんなの、”好きになっちゃいけない男”の代表格でしかない。

わかっていても、好きになっちゃうのが女の性なのです。
まったくどれだけ罪な男なの、長峰柊磨ってば。

でも、それでも、決して憎めないのが柊磨くんの魅力ということに、みんな気付いちゃってますよね?きっと。その理由は、そこはかとなく感じられる”闇”にあるんじゃないでしょうか

誰彼かまわず優しく構うのには、きっとなにか理由があるんじゃないかと思えて仕方がない。たとえば、過去に大好きな人に裏切られたり、実の母親の男癖が悪かったり、恋愛や女性に関するトラウマを抱えているんじゃないかなと……。誰も傷つけたくないから来る者は拒まないし、これ以上傷つきたくないから去る者も追わない。これってわりと真理だと思うんです。

「恋なんて、本気でやってどうするの?」と感じているのは、純ではなく柊磨かもしれません。まぁこれも、妄想に過ぎないんですけど……。

そんな根っからの女たらしな柊磨くんですが、いよいよ純にお熱の様子?
ここまできたら、どうか純のことだけは傷つけないでほしい。本気で人を好きになることの幸せを、柊磨くんにも味わってもらいたいものです

ありえないほどにミステリアスな”克巳沼”

陰気なコンビニ店員と思いきや、純粋無垢で独特な雰囲気を放つ克巳くん
この役柄を、岡山天音さんが演じているのがまた最高なのです!個人的に最推し。アリサ(飯豊まりえ)じゃなくて私のレンタル彼氏、いや彼氏になってほしい。克巳くんしか勝たん

ミステリアスな内村克巳(岡山天音さん)/画像提供:カンテレ

アリサの積極的なアプローチにより少しずつ心をひらいていく克巳くんですが、本性は未だ見えない……この掴みどころのなさがまた、克巳くんの魅力でもあるのです。

「記念日は大事ってアリサさん言ってましたよね」と、はにかみながら1ヶ月記念日のプレゼントを渡すシーンにはもう……キュンが止まらない……!と同時に、芋っぽさと色気が混在する克巳くんの恋愛観に興味が深まるばかりです。この色気はあくまでも岡山天音さんが演じるから生まれるものであって、克巳くん自体は女っ気のない童貞くんだと思いきや、聞き捨てならない台詞が!

「僕はものすごくセックスが上手いので、僕と一度でもすると女の人はやみつきになって、仕事や日常に支障をきたすので、だからダメです」

???
克巳くん、どういうこと???

一瞬混乱したけど、これはきっと克巳くん自身が恋に溺れないための牽制なんだろうな。

それでも、克巳くんが狂っていく姿を、全視聴者楽しみにお待ちしております。

ありえないほどに包容力のある”要沼”

さて、まだまだ沼が深まる余地のある最も恐ろしい男が、藤木直人さん演じる要さん。
「サリュー」で出される至極の一品たちはすべて要さんが手掛けています。料理の才能も相まって、表に出ていたら柊磨くん以上に引く手あまたかも

包容力がたまらない岩橋要(藤木直人さん)/画像提供:カンテレ

要さんが厨房から出ることは滅多になく、常連客でも顔を知る人はいません。どうやらバツイチ子持ちで、過去になにか大きな秘密がある様子……?謎は深まるばかりです。

そんな要さんに惹かれているのが、旦那との冷え切った関係にうんざりしつつも現状打破できない響子(西野七瀬)。

これはもう、出会ってしまったが最後!要さんの包容力とそこはかとない色気に、打ちのめされない方がおかしい。すでに要さんは、響子のモノクロな日々に花束を添えてくれるような存在になっています。

テレビ電話越しに料理のレクチャーを受けるも、要さんに後ろから手を回されている妄想を繰り広げてしまう響子の気持ち、わかる。むしろ、”幻のバックハグ共同作業シーン”を見せてくれてありがとうの気持ちです。

3組の中で一番進展の遅い要×響子ペアですが、その分ここからの追い上げに期待しかない!
クールな要さんが恋に惑わされていく姿、そのギャップにまた轟かされるのです

自覚のない”沼男子”に要注意♡

柊磨、克巳、要ーー三者三様な彼らですが、共通しているのは無意識に人を惹き込む吸引力。追いかけているつもりが追いかけられて、追いかけられているつもりが追いかけて……いつのまにかなくてはならない存在になっているわけです。これ、ある種のメンヘラホイホイかも。

現実世界では”沼男子”に引っかからないよう、空想の世界で”恋マジ”しちゃいましょう♡

TEXT:Kirimoto Erika

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