出戻り!マッチングアプリ飯
昔はネガティブなイメージも多かった「マッチングアプリ」ですが、最近では、「私たち、アプリ婚です♡」という声もよく聞くようになりました。
そして何を隠そう、私ライターNも、このマッチングアプリで過去に恋人を作った張本人です!
しかし、ラブラブハッピーな日々も今は遠い昔の話となり、気が付けば28歳、春。
「このままではあっという間に『29歳、春(独身)』になってしまう!」ということで、この度、マッチングアプリに出戻りました!
マッチングアプリの世界には様々な男性が存在し、その男性の数ほどドラマがあります。
どうかこのドラマの最終話が感動のフィナーレとなることを心から願って、実際に私が体験したガチデートの数々をご紹介します。
久しぶりの合コンにやってきたのは…?
今回は、この連載にも度々登場している恋活仲間の友人K子ちゃんより、「マッチングした人から『友達が合コンをしたいと言っているのでセッティングしてほしい』と頼まれたので付き合ってほしい」とのことで、久方ぶりの合コンに参戦。
4対4の合コンでは、K子ちゃんがマッチングした某大手システム系会社勤務エンジニア男子の同僚たちと話すことに。
ちなみに同僚と言っても年齢は様々で、K子ちゃんがマッチングした方は私たちと同い年でしたが、他3名は最年長が5つ上、一番下は3つ下という布陣でした。
年上おじさんからロックオン
久しぶりの合コンにやや緊張しながらも会はスタート。
序盤は自己紹介からの、なんとその場にいた全員がマッチングアプリのヘビーユーザーということで、「アプリでどんな人と出会ってきたのか」というお決まりのテーマで盛り上がっていました。
会も中盤に差し掛かったころには、全員程よくお酒が回り、時折下ネタも混じるような少しアダルトな雰囲気になっていました。
すると会の最年長である5つ上のAさんから突然、「Nさんってなんかエロい顔してるよね~」「ライターをしているってことは好奇心も旺盛なんでしょ~?年上の男とかどう?」と謎に集中攻撃を受けることに。
年齢はさておき、見た目からしても正直全くタイプではなかったのでできれば関わってほしくなかったのですが、会をセッティングしてくれたK子ちゃんの手間無下にも出来ず、「いや~別にそんなことないですし、年下の方が合いますね」とそれとなく避けていました。
そうこうしているうちに合コンは終了。とりあえずと全員でLINEのグループが作られ、その日は二次会もなく解散となりました。Aさん以外にも特に気になる人はいなかったので再びマッチングアプリに手を伸ばそうとしていると、Aさんから早々に個人LINEでデートのお誘いが…。
固い意志でお断りをしようと思ったのですが、どうやら会の最中に酔った勢いで週末は暇であることを自ら告げていたらしく、断り文句の定番「予定があるので…」も使えず、結局Aさんと1対1で会うことになりました。
パターン青!下心おじさん襲来!
待ち合わせの第一声、Aさんは「じゃ、ホテルいこっか!あ、違うか★」という毛ほども笑えないギャグをかまし、その後も事あるごとに「手つないでいい?」「今日は泊まってもいい?」と、もはや隠そうともしない下心を全面に押し出してきました。
デート中の会話はほぼ下ネタで、隙あらばホテルに連行しようとするAさんに、もはや怒りを通り越して後半はあきれた気持ちでいっぱいに。
食事を終え、もう帰ろうと半ば強引に駅の方に向かい始めると、突然Aさんは私の手を引き、近くの公園に。ベンチに座らせるとあろうことかキスを迫ってきたのです。
慌ててAさんを突き放し、「キスをするつもりも付き合うつもりも、ましてやホテルに行く気もない」ことを告げると、なんとAさんは「え?付き合う気はないよ?だって僕結婚してるし」と、まさかの既婚者であることを暴露。しかもまだ小さいお子さん(しかも2人)もいるそう。
よくよく聞くと、奥さんとの関係も良好でお子さんも大好きだけど、子供が生まれてから夜の営みの回数が減ってしまい、性欲を発散できる場(相手)を探していたそう。
先日の合コンもそれ目的で開催してもらい参加したとのことでした。
性欲のはけ口にされそうになった挙句に、不倫の片棒まで担がされそうになるとは…。
もちろんしっかりとお断りをし、半ば逃げるように駅までダッシュ。
その後Aさんからは3か月に1度ほどのペースで「こんなお店見つけた★Nさんと行きたい」と、どう考えてもエロ目的でしか使わないような悪趣味なお店のリンクが送られてきていましが、K子ちゃんに事情を話しそっとブロックしました。
ライターNのアプリ飯は(残念ながら)まだまだ続きそうです。
Text:Tanaka Nanami
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