改めて振り返ってみると、磯村勇斗さんの振り幅がスゴイ。

毎週火曜よる10時放送ドラマ「持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜」にて、杏花(上野樹里)に思いを寄せる幼馴染・不破颯を好演している磯村勇斗さん。明るく人懐っこい無邪気さに、全視聴者悶絶必至! 何よりも驚かされるのは、磯村勇斗さんの演技の振り幅

持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~ ©TBS Paraviで配信中

年下男子から悪役まで幅広く演じ分ける彼の魅力に、過去の作品を振り返りながら迫ります!

キュンが止まらない!母性本能くすぐる年下男子

磯村勇斗演じる年下男子を語る上で欠かせないのが、ドラマ「恋する母たち」での赤坂くん

恋する母たち©柴門ふみ/小学館 ©TBS/TBSスパークル Paraviで配信中

イケメンだし仕事もできるしでモテモテな赤坂くんは、既婚者の上司・林優子(吉田羊)に思いを寄せています

恋する男たち©柴門ふみ/小学館 ©TBS/TBSスパークル Paraviで独占配信中 

過去の過ちから、徹底的に赤坂くんへの恋心を抑制する優子。それでも、赤坂くんからのアタックは止まりません。

「林さんの一番の欠点は、結婚してるってことです。…一杯、飲みますか」

赤坂くんからこんなこと言われたら…軽率に浮気しちゃう!!!(ダメです)

赤坂くんの”全裸仁王立ち事件”は、放送から時がたった今でも鮮明に思い出せます。大変に刺激がお強い。完璧な肉体美と「もう我慢出来ないです、俺」とベッドに押し倒す赤坂くんに、興奮しない人なんているのでしょうか。いや、いません。

現在放送中のドラマ「持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜」にて、杏花(上野樹里)に思いを寄せる幼馴染・不破颯も見逃せません!「恋する母たち」のようなエロさはないものの、明るく人懐っこい無邪気さにズキュンズキュンやられっぱなし!年下感がありながらもズボラな杏花を支える颯くんの懸命な姿、応援せずにはいられません。

ここまでで紹介した年下系とは少し毛色が異なりますが、ドラマ「サ道」のイケメン蒸し男も非常に中毒性が強いです。磯村さんは、漫画「サ道」を通じてサウナにハマったというれっきとしたサウナー。サウナ愛が全面に出たキャラクターと、しっかり者ではありながらも年上メンバーの中に囲まれる後輩感がたまりません

自立しているのに甘えたで、つい構いたくなってしまう年下男子役を演じさせたら右に出る者はいない磯村さん。

ところが、そんな彼からは想像もつかない、悪役もまた見どころなのです。

にじみ出る色気…凄みに圧巻してしまう悪役

磯村さんを代表する悪役といえば、ズバリ映画『ホリック xxxHOLiC』。原作には登場しない映画オリジナルキャラクター”アカグモ”を熱演されています。

アカグモは、ヒトでありながら女郎蜘蛛を崇拝する手下として、とてつもない色気を放ち見る人すべてを魅了しました。絶対に許してはならない役なのに、磯村勇斗にこんな風に演じられてしまったら、もう惚れるという選択肢しかない!

SEKAI NO OWARIのフカセさんを彷彿とさせるサイコパスさが伺える、磯村勇斗さんにとっての新境地となった役に違いありません。

悪役つながりでいけば、映画『ヤクザと家族』での抗争で亡くなった柴咲組の若頭の息子・翼の狂気も半端じゃありません。金髪にタトゥーという見た目から醸し出される悪さはもちろんのこと、夜の町を仕切る半グレ集団のリーダーという立場から山本賢治(綾野剛)らを戦々恐々とさせるわけですが、幼き頃のピュアな男児の姿が映し出されていたからこそ、そのギャップに驚かされます

ドラマ「恋する母たち」とはまた違った肉体美に、誰もが虜になってしまう…!

磯村勇斗さんのヤクザ役で言及せずにいられないのは、ドラマ「珈琲いかがでしょう」の”ぺい”こと杉三平です。青山ー(中村倫也)の過去に深く関わる謎の男として登場する彼ですが、素性のわからない闇深さと迫りくる怖気に、画面越しであっても思わず後ずさりしてしまいます。

珈琲"もう一杯"いかがでしょう©「珈琲いかがでしょう」製作委員会 Paraviで独占配信中

年下男子からは想像もできないほどのヤンキー感、そして、見た目だけでない内からにじみ出る狂気と色気に、誰もが圧倒されること間違いなしです

珈琲いかがでしょう©「珈琲いかがでしょう」製作委員会 Paraviで配信中

磯村さん、これ以上、魅力的になっちゃってどうするの?

年下男子、悪役以外にも、映画『きのう何食べた?』でのワガママなジルベール、映画『前科者』での真っ直ぐな滝本真司など、一定のイメージに縛られない振り幅のあるお芝居が特徴的な磯村勇斗さん。

まさしく限界を知ることのない可能性の宝庫、今後のさらなる活躍に期待は膨らむばかりです♡